荒川静香インタビュー | フィギュアスケート研究本

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あの人に会った:荒川静香さん プロフィギュアスケーター

◇会に行いった人

中山佳奈さん(筑波大学付属小2年)

 トリノ五輪金メダリストでプロフィギュアスケーターの荒川静香さんが、これまでの道のりをつづった「乗り越える力」を出版しました。ひらひらのスカートにあこがれて始めたスケート、高校1年生で長野五輪出場、勉強、スケート、アルバイトと過ごした大学時代、そして、つかんだ金メダル。遠回りかもしれない道のりも、すべてが人生の財産になるというメッセージがこめられています。毎小特派員の中山佳奈さんが話を聞きました。

◇夢は目標の連続で近づく

中山さん

トリノ五輪の金メダルは一番大切な宝物のですか?

荒川さん 

どのメダルもそれぞれの思い出がある大切なものなので、どれも同じです。けれど、トリノ五輪はアマチュアとして最後に出た大会。「これで最後にしよう」と思ってやってきた中で手にした金メダルなので、思い入れがありますね。

中山さん 

イナバウアーをしている時、どこを見ていますか。

荒川さん

イナバウアーにはいろいろあって、ただ後に体を反らす時もあれば、滑る方向を見ながら反らす時もあるので、見る場所はいつも違います。リンクが小さくて斜めに距離がとれない時は、カーブしながら滑ります。カーブしている時に後を見るとカーブが小さくなるので、進行方向を見ながら滑ることもあります。

中山さん 

スケートで三回転などを練習する時は、どんな気持ちで練習しますか?

荒川さん 

逆上がりも自転車も、できないとできるようになるまで熱中してやるタイプでした。できるようになりたいと思う気持ちが大事。その気持ちがあると失敗を怖がらないので、練習するうちに体がコツを覚えてくれます。

中山さん 

スケートが忙しくても学校を休まず、勉強を頑張って大学を卒業しました。どうやって両立しましたか。

荒川さん
 
どちらかを頑張ろうとするのではなく、両方のバランスをうまく保つことが秘けつかもしれません。スケートでうまくいかなかった時、学校の友だちと話すうちに忘れて、スケートに行こうというエネルギーがわいてきました。学校の勉強が進まない時は、スケートをするとリフレッシュできました。

中山さん 

何歳ぐらいの時にプロになりたいと思いましたか。

荒川さん 

20か21歳の時です。それまで日本でアイスショーを見られる機会はほとんどありませんでした。アメリカに拠点を移して練習するようになって、初めてアイスショーを見ました。「こんな世界があるんだ」「私も将来、プロとしてアイスショーで活躍したい」と思いました。小学生のころはパティシエやヘアメークになりたいと思っていたんですよ。

中山さん 

選手とプロと楽しさの違いは?

荒川さん 

選手の時はいろいろなところに行けるのが楽しかった。だれかに勝ちたいとか、世界のトップになりたいとは思わなかったんです。でも、プロになってアイスショーに呼ばれるためには、すばらしい成績を残さなければいけない。そのためにトップを目指しました。プロは人と競い合わなくていい。自分らしくスケートリンクに立つことができます。

中山さん 

夢は持ち続けていたらかなうと思いますか?

荒川さん 

夢は目標の連続で近づくものだと思います。夢は大きく持つことも大切ですが、目標はかなわないほど遠い目標でなく、近い目標でもよいと思います。小さな目標をたくさんクリアすることによって夢に近づく。だから、目標を持つことが大切です。それが夢を持ち続けることの意味だと思います。
【まとめ・篠口純子】

◇プロフィール
 
 5歳の時、スケートを始める。1994年に初の国際大会に出場。94~96年、全日本ジュニアフィギュア選手権で3連覇を果たす。98年、長野五輪に出場。2004年、世界選手権優勝。06年、トリノ五輪で金メダルを獲得。同年、プロに転向し、以後は国内外のアイスショーに出演している。プリンスホテル所属。1981年、東京都生まれ。

毎日小学生新聞 2011年7月17日

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↓写真はこちらからお借りしてきました。

http://www.shizuka-arakawa.com/photolog/index.php

PIW東京での一コマです。

↓荒川さんのツイッターによると、

http://twitter.com/#!/tiramisu11

tiramisu11 Shizuka Arakawa
びっくりした~‼ いつものところに座ろうと来たら…『予約』していただいてたみたい(((o(*゚▽゚*)o))) どうもどうも~♡ちなみにザンボの椅子ですょ。w yfrog.com/kluyzyvj
7月17日

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=216910X

荒川さんの著書「15歳の寺子屋 乗り越える力」

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発行年月日:2011/05/16
サイズ:四六判
ページ数:94
ISBN:978-4-06-216910-3

定価(税込):1,050円


しかし乗り越える力と言うのは、人生をこれから歩んでいく子供たちに、本当に大切で必要な力だと思います。

小さい目標を積み重ねて、大きな目標につなげる。また、つながると信じられる心は持続力となります。努力し続ける事に挫折、またはどうせやっても出来ないなどという、覚めた子供にはならないと思います。

やってみて駄目な時もあります。しかし結果だけが全てではありません。そのやった過程が一番大事なのだという事は、努力して初めて分かるものですし、また途中でなげだしたら、決して結果へとは結び付きませんからね。

諦めずにしつこく頑張った人が、最後に、真の勝者となるのだと思います。継続は力なり……。

荒川さんや、なでしこジャパンみたいです……。(゚ーÅ)

真央ちゃんもソチでは、金メダルになると信じております……。


↓別プログに荒川さん関連の動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-10958007943.html
Shizuka Arakawa & Stéphane Lambiel


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