靴のネジ外れた！大輔悔しい５位「ソチまでやる」…世界フィギュア
◆フィギュアスケート 世界選手権第４日（２８日、モスクワ・メガスポーツ） 男子フリーを行い、２連覇を狙った高橋大輔（２５）＝関大大学院＝はスケート靴のアクシデントなどで合計２３２・９７点の５位に終わり、「これで締めくくりたくない」と１４年ソチ五輪まで現役続行を宣言した。ショートプログラム（ＳＰ）首位のパトリック・チャン（２０）＝カナダ＝が世界歴代最高の合計２８０・９８点で優勝。小塚崇彦（２２）＝トヨタ自動車＝が銀メダルを獲得し、織田信成（２４）＝関大大学院＝は６位だった。
信じられない光景が広がった。チャンと１２・７７点差のＳＰ３位から奇跡の逆転を狙って挑んだフリー。冒頭の４回転トーループを踏み切った瞬間、「力が抜けた」。左足のスケート靴の刃を留めていた、かかとのネジが外れてしまったのだ。
中断に与えられる時間は最大３分。それ以上は減点になる。高橋はリンクを降り、担当トレーナーにネジを締めてもらった。氷上に戻り、中断した直後から演技を再開。だが、ネジが外れたことで靴自体が壊れ、３回転半の着氷が乱れて３回転サルコーでは転倒した。
「ビス（ネジ）が外れてしまったのは、試合では初めて」と高橋。スケート靴は毎晩点検しており、この日の試合前も確認して何も問題はなかったという。それでも「今さら、何を言っても言い訳になる。自分のミスで仕方ないし、運が悪かった」と淡々と振り返った。
同時に熱い思いも胸にわき上がった。「これで最後は締めくくれない。ロシアでこうなったからには、次はソチしかない。これが続けるいい口実になった」と次の五輪まで現役続行を表明した。一時は銅メダルを獲得した１０年バンクーバー五輪で引退を考えたが、今季の世界選手権まで続けることを決意。来季以降は迷っていたが、悪夢のようなアクシデントが負けじ魂に火をつけた。
ソチまであと３年。高橋は１４年３月には２８歳になる。「若い力に負けないように相当頑張らないといけない。トップにいられないかもしれないけど、人生のいい経験になると思って頑張りたい」。今後は０８年秋に手術した右膝のボルトを抜く手術を５月中に受ける予定。３年後の金メダルに向かって、高橋が再びスタートを切る。
（2011年4月29日06時04分 スポーツ報知）
不完全燃焼となったフリーの演技を終え苦笑いの高橋大輔（共同）
高橋、まさかの靴トラブルで連覇逃す
フィギュアスケートの世界選手権で２８日、高橋大輔は冒頭の４回転ジャンプの踏み切りで、左足の靴とエッジをつなぐビスが抜けるまさかのアクシデントに見舞われた。
中断して靴を修理後、演技を再開。「メダルは無理だったので、演技を見せるしかない」と気持ちを切り替えようとしたが、得意のトリプルアクセルが両足着氷になったほか、３回転ジャンプでも転倒や踏み切りでミスが出て、悪い連鎖を断ち切れなかった。演技終了後は、舌を出して苦笑いするしかなかった。
不本意なハプニングはしかし、逆に高橋の心に火をつけた。これまで引退もにおわせていたが「これで最後にしたくない。行けても行けなくてもソチまでやろうかな」と、次の五輪を目指すことを初めて明言した。日本男子初の連覇は逃したが、高橋は前へ進む闘志を手に入れた。（若水浩）
高橋ビス外れた…５位／フィギュア
＜フィギュアスケート：世界選手権＞◇４日目◇２８日◇モスクワ
男子フリーが行われ、ＳＰ３位の高橋大輔（２５＝関大大学院）は、演技中にスケートシューズが壊れるアクシデントがあり、１５２・７２点、合計２３２・９７点の５位に終わった。
高橋は演技後「かかとのビスが外れてしまった。続けようと思ったけど、かかと（のエッジ）が抜けて駄目だなと思った。落ち着いていくしかなかった。（この結果は）しょうがない。きょうは自分の演技ができなかった。これで（現役）最後として締めくくりたくない。ソチ（冬季五輪）までもう一回頑張ってみようかなと思った」と話した。
［2011年4月28日22時44分］
高橋 靴壊れるアクシデント…「ソチまでもう一回頑張る」
思わぬアクシデントに見舞われた。高橋は冒頭の４回転が１回転になって着氷するとスケート靴の異常を訴え、演技を中断してジャッジ席へ。修理を施して再びリンクに戻り、途中から演技を再開したが、中盤以降でジャンプの転倒や着氷の乱れが続いた。逆転での２連覇はおろか、メダルも逃げていった。
ビスの締まり具合は毎晩確認していて、前夜も異常はなかった。「今まで試合では一度もなかった」という事態。「運が悪かったのか分からないけど、仕方ない」とつぶやき、苦笑いを浮かべるのがやっとだった。
演技後、高橋は「かかとのビスが外れてしまった。かかと（のエッジ）が抜けて駄目だなと思った。自分の力のなさ。これで（現役）最後として締めくくりたくない。ソチ（冬季五輪）までもう一回頑張ってみようかなと思った」と、ソチへの意欲を見せた。
2011年4月28日 22:30 スポニチ
高橋、靴のトラブルに泣く＝燃える思いも、再び－世界フィギュア
連覇は半ば諦めて臨んだフリーで、思わぬトラブルが高橋を待っていた。冒頭の４回転トーループで左足の爪先で氷を蹴ったとき、ブレードを靴底をつなぐビスが外れ、演技を中断した。
ビスは毎晩確認し、前夜も締めていた。予期せぬ事故としか言いようがない。規定の３分以内に締め直してリンクへ戻ったものの「メダルはもう、ないな」。気丈に演じ切ったが、ブレードが安定せず他のジャンプも乱れてしまった。
昨季は五輪銅メダルをつかみ、念願の世界王者になった。五輪の金、銀メダリストが休養した今季も高橋の強さは揺るがないと思われたが、そうはいかなかった。４回転を手にしたチャンに追い上げられ、逆に圧倒的な差をつけられた。
「これで（競技生活を）締めくくりたくはない」と、演技後に思わず口をついて出た。３年後のソチ五輪まで続けてみようか－。悔やみ切れないアクシデントで、高橋の心に燃える思いが再び宿った。（モスクワ時事）
（2011/04/28-23:27）時事ドットコム
高橋、アクシデントに「仕方ない」／フィギュア
2011.4.28 23:40 サンスポ
フィギュアスケートの世界選手権第４日は２８日、モスクワで行われ、男子ショートプログラム（ＳＰ）で３位だった前回王者の高橋大輔（関大大学院）は４回転ジャンプなどでミスが相次ぎ、２３２・９７点の５位で２連覇はならなかった。
思わぬアクシデントに見舞われた。高橋は冒頭の４回転が１回転になって着氷するとスケート靴に異常を訴え、演技を中断してジャッジ席へ。靴にエッジ（刃）を留めるビスが外れていた。「力がガクッと抜けて踏ん張れなかった」。修理を施して再びリンクに戻り、途中から演技を再開したが、ミスが続き、逆転での２連覇はおろかメダルも逃げていった。
ビスの締まり具合は毎晩確認していて、前夜も異常はなかった。「今まで試合では一度もなかった」という事態。「運が悪かったのか分からないけど、仕方ない」とつぶやき、苦笑いを浮かべるのがやっとだった。（共同）
この事故が、本当に偶然ならば、いいと思います。何かの事件だったならば、選手の身を案じてしまいます。
しかし、前夜も締め直し、試合前も確認して異常がなかったのに、壊れ方が異常ですよね。
試合前というのは、いつ頃なのでしょうか。また6分間練習の時は大丈夫だったのでしょうか。
せっかくの新しい衣装でした。この素敵な衣装で、大ちゃんの完成された{ブエノスアイレスの冬}を堪能したかったのに～!!!!
振付師のカメレンゴさんも同行してらしたのですね。大ちゃんの靴の心配をしていましたよね。
しかし、Jスポの放送で、チンクワンタ会長が、高橋選手の靴の修理をしている時に、ねじをまわす動作をしながら笑っていたそうですね。
それをカメラに撮られて、会場のモニターに映ったので、会場がつられて笑ったそうだとか……。↓参照
http://mimizun.com/log/2ch/ms/1303938901/l100
信じられません。犯人はお前か!?、チンクワンタ!!!!
もしあれが事故だったとしても、笑ったと言う事は、これで高橋選手の二連覇は絶対になくなったと確信したから、嬉しかったのでしょうか。そうでないとしても、人の不幸を笑うなんて、スケート連盟の会長としての態度と行動は、如何なものなのでしょう。
しかもチンクワンタ会長の隣にいた、スコット・ハミルトンさんと一緒に笑っていたそうですね。
スコット・ハミルトンは、NBC放送で五輪のフィギュアの解説をしていて、キムヨナ選手を絶賛していた方です。
キムヨナ選手の3-3は、3A-2Tより難しいと説明していた親父です。元スケーターですよ。しかも説明の仕方が大変お粗末なのです。3-3を足すと6、3A-2Tを足すと5半なので、3-3の方が回転数が多いので、難しいと、小学生しか騙せない解説をしていました。
大ちゃんがこの事で現役続行を決意したので、不幸中の幸いなのかもしれませんが、大ちゃんがソチを目指し、凄い成長した姿で、ISUが後悔する日が来ると思います。今回二連覇を達成出来たら、または表彰台に上がったていたら、引退していたかもしれません。素直に勝たせて、引退しておいてもらった方が良かったと思い知ればいいのです。プル様も、来季、現役復帰します。
4回転戦争に持ち込み、4回転を3回跳ばないと勝てないとプル様が発言していた、プルヤグ時代に戻してあげるといいと思います。
300点を欲しがっているチャン選手にはちょうど良い、4回転をフリーで、3回挑んでほしいと思います。
↓大ちゃんはもっと成長するだろうと思う方、クリックお願いいたします。
