ロシア杯男子フリー後インタビュー | フィギュアスケート研究本

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メダルに名乗り…町田・コフトゥン、ロシア魅了した演技

2013.11.24 16:50

【モスクワ=佐々木正明】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦ロシア杯を終え、男子でGPファイナル進出を決めた2人が、冬季五輪開催地・ロシアの“地の利”を得て五輪のメダル争いに頭角を現した。

 初日のショートプログラム(SP)2位から逆転優勝を果たした町田樹(関大)。23日のフリーでは、最初の4回転ジャンプで手をついたものの、その後の演技をそつなくまとめて、1人だけ170点台。ジャンプを力尽くで跳んで体力を落としたとして「40~50%の出来だった」と述べたが、地元報道陣からは「この好演技で半分の力なら、五輪では脅威的な存在になるだろう」との声も出た。

 町田自身、ロシアの作曲家、ストラビンスキー「火の鳥」をフリーの曲に選び、ロシアで演ずることに手応えを感じているようだ。「これまでロシアでの大会ではどれも大敗していたが今回、それを払拭することができた。ソチに向け、いいムードが作れたことはうれしい」と自己評価。メダル獲得に狙いを定め、まずは代表権獲得に強い意欲を見せた。

 一方、「金メダルの請負人」タチアナ・タラソワがコーチを務めるロシアの新星、18歳のマクシム・コフトゥンはフリーで経験不足が露呈し、失敗ジャンプを連発。町田に逆転負けして「コーチに怒られた」としたが、SPの完璧な演技でモスクワの観衆をとりこにし、五輪3回連続出場のロシアの第一人者、プルシェンコを超えたとの評価も出た。

 本人も「審判団が僕を評価してくれている」と前向きにとらえ、負傷で出場が危ぶまれているプルシェンコの代わりに、1枠しかない五輪代表枠を勢いのまま勝ち取れば、ホームの大声援を味方につけてメダル獲得の可能性も一気に高まりそうだ。

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フィギュアスケートGPロシア杯の男子で優勝した町田樹=23日、モスクワ(共同

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ロシア杯初日のショートプログラムの演技を終え、会見に応じた1位のマクシム・コフトゥン(中央)、2位の町田樹(左)、3位のハビエル・フェルナンデス=(佐々木正明 撮影)




↓町田選手、ファイナル頑張ってくださーい。(^O^)

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