浅田真央、次はトリプルアクセル | フィギュアスケート研究本

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真央、GPファイナルへ3回転半トレ宣言…フィギュア

 フィギュアスケートのロシア杯で3季ぶりのGP優勝を飾った浅田真央(21)=中京大=が29日、成田空港に帰国。3季ぶりに出場するGPファイナル(12月・ケベック)に向け、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の短期集中トレを誓った。

 今大会は不安定だった3回転半をショートプログラム(SP)とフリーで封印したが、「3回転半をあきらめたわけではない。ファイナルまで短い時間でも、精いっぱいの努力をして臨みたい」と意欲。「SPはもっと勢いを出したい。スピードを出すことでプログラムが盛り上がるし、完成度も良くなる」と滑りの速度アップも課題に挙げた。ファイナルではGP初参戦で2連勝した14歳のトゥクタミシェワ(ロシア)と初対決。「負けないように頑張りたい」と3度目の優勝を目指す。

 ◆羽生、4回転成功目標 〇…真央とアベック優勝した男子の羽生結弦(16)=東北高=も帰国し、「今回(SPとフリーで)2回とも4回転をミスしたのが悔しい。確率の高さを試合に出したい」と初出場のファイナルで大技成功を目標に掲げた。3月の東日本大震災では地元・仙台市で練習中に被災。「結果を残して少しでも被災者の方の勇気になればいい」と復興につながる快進撃を目指す。

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笑顔で帰国した浅田

(2011年11月30日06時03分 スポーツ報知)

真央3季ぶりGPファイナルでロシア14歳新星と初対決

 フィギュアスケートのロシア杯で3季ぶりにGPシリーズを制した浅田真央(21=中京大)が29日、成田空港着の航空機で帰国した。3季ぶりに進出したGPファイナル(12月9、10日、カナダ・ケベック)では、GP2連勝の14歳・エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)と初めて激突。14年ソチ五輪でライバルになる新星の進撃を、浅田が止める。

 久しぶりの優勝に浸るのは一瞬だけだ。ロシア杯で3季ぶりにGPシリーズを制した浅田が帰国し、成田空港で会見。「いい結果でファイナルを迎えられるのはいい流れだし、いい流れを自分のものにできるようにしたい」。笑みを浮かべた浅田の視線は、ファイナルで激突する年下のライバル、トゥクタミシェワを捉えていた。

 「14歳で凄く若くて元気いっぱいの選手。自分も負けないように頑張ります」

 昨季の世界ジュニアで銀メダルを獲得し、今季シニアに転向したトゥクタミシェワは14年ソチ五輪の開催国・ロシアの大きな期待を背負う。シニアのGPシリーズ初戦となったスケートカナダで優勝。GP初出場初優勝は、浅田も10年バンクーバー五輪金メダルの金(キム)ヨ児(ヨナ)も達成できなかった快挙だった。続くフランス杯も制して、あっさりとファイナル進出。06年トリノ五輪男子金メダルのプルシェンコらを育てたミーシン氏に師事するスーパーガールは、3回転ルッツ―3回転トーループという高難度のコンビネーションが武器だ。

 ソチ五輪で強力ライバルになる14歳との初対決は、浅田にとって重要になる。ロシア杯ではSP、フリーともにトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を封印。「(ファイナルまでの)少しの時間で精いっぱいの努力をしたい」。挑戦の判断は直前に下すことになりそうだが、大技がなくてもジャンプ以外の要素の精度の高さで優勝できることは証明した。

 「さらにいい滑りを皆さんに見せられるように頑張ります」。シニア転向のシーズンにファイナルを制した浅田が、ロシアの新星の前に立ちはだかる。

 【GPファイナル女子の出場者】トゥクタミシェワ(14=ロシア)、浅田 真央(21=中京大)、コストナー(24=イタリア)、鈴木 明子(26=邦和スポーツランド)、シズニー(24=米国)、レオノワ(=ロシア)
 
2011年11月30日 06:00  スポニチ

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帰国後の会見で花束を手に笑顔を見せる浅田真央
Photo By スポニチ

真央、ファイナルでトリプル解禁へ

フィギュアスケート・ロシア杯で3季ぶりのGPシリーズ優勝を飾り、GPファイナル(12月9日・カナダ、ケベック)進出を決めた浅田真央(21)=中京大=が29日、成田空港に帰国した。

 表情には確かな自信が宿っていた。ロシア杯ではジャンプは失敗したが、ステップ、スピンで最高のレベル4をそろえ、“完全V”。3季ぶりのファイナル進出を決め「優勝してファイナルということでいい流れがきてる。この流れを自分のものにしたい」と、久々の舞台へ思いをはせた。

 ロシア杯ではSP、フリーとも、トリプルアクセルを回避した。佐藤コーチからも「次は楽しみにしている」と言われており、ファイナルではもちろん挑戦するつもりでいる。「諦めてないです。自分の精一杯の努力をして、ファイナルに臨みたい」と、伝家の宝刀復活に意欲を見せた。

 またシリーズ2戦2勝で、ファイナルへトップ通過した14歳、“ロシアの超新星”トゥクタミシェワに対し「若くて、元気いっぱいの選手。でも負けないように頑張りたい」と、“壁”になるつもりだ。「今は本当に試合に出るのが楽しみだし、ワクワクしてる」と、“世界一”の称号奪還を狙う。

(2011年11月30日)デイリースポーツ

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 ロシア杯から帰国した浅田真央=成田空港

真央、トリプルアクセル決める/フィギュア

2011.11.30 05:04

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、ロシア杯(25~27日、モスクワ)で3季ぶりのGP優勝を飾った浅田真央(21)=中京大=が29日、成田空港に凱旋(がいせん)帰国した。ロシア杯では“代名詞”のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を封印。2008年以来の出場が決まったGPファイナル(12月9日開幕、カナダ・ケベック)では今季初成功させる意気込みを示した。

 晴れやかな凱旋帰国だった。黒のジャージーに華やかなピンクのダウンベストを合わせた真央は花束を手渡されると、明るい笑顔をみせた。
 「優勝という、いい結果を出して、ファイナルを迎えられる。いい流れを自分のものにしたい」
 2位以上に入れば無条件でGPファイナル進出が決まるロシア杯。銀メダルを獲得したバンクーバー五輪で3回成功させた大技「トリプルアクセル」をショートプログラム(SP)、フリーともに回避。技より表現力重視の“安全策”で3年ぶりのGP制覇を飾った。
 だが、一方で“代名詞”のトリプルアクセルには今季まだ成功していない。今季初戦となった11~13日のNHK杯のSPでは挑戦したものの、途中でパンクして1回転半に。フリーでは挑戦を見送った。ロシア杯での“完全封印”を経て迎える次のGPファイナルでは、3回転半ジャンプに成功するかどうかが最大の注目だ。
 「諦めているわけではない。ファイナルまで時間は少ない。自分の精いっぱいの努力をして臨みたい」
 この日は大技成功への意気込みをそう口にした。ロシア杯ではフリーでスピンとステップのすべてで最高難度のレベル4を獲得しており、調子は上向き。「SPに勢いを出して、フリーで失敗したミスをなくしたい」とも力を込めた。
 ファイナルが行われるカナダは、07年のGPシリーズ、スケートカナダで優勝した思い出の地。「いい試合になればいい。ワクワクしています」。3季ぶりに戻ってきた大舞台で、トリプルアクセルを成功させて完全復活を告げる。

(中田愛沙美)

(紙面から)

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優勝したロシア杯の表彰式での真央(共同)

真央ちゃん、3Aは焦らずに調整して、挑戦していってほしいと思います。

スピンもステップも、評価が高いので、余裕をもって、いろんな組み合わせでの挑戦ができると思います。

ショートで、守りに入り、得点を確保、フリーで強気の3A挑戦がいいのかなと思います。

3Aでたとえミスしても、他でカバーできるだけの自信がもてれば、これは3Aは最大の武器となると思います。(^∇^)

最終の目標は、世界選手権でしょうか。

そのころまでには、必ず調整できると思います。

シーズンの最後は、真央ちゃんが納得できる演技ができる事を望んでおります。


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