ナンシ―・ケリガンさんの悲劇 | フィギュアスケート研究本

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[ハリウッド事件簿]女子フィギュアオリンピックメダリストの兄、実父への過失致死容疑に判決が…!

2011/05/29

[ハリウッド]

 女子フィギュアスケートオリンピックメダリストであるナンシー・ケリガン(41)の父親が、昨年1月、自宅キッチンで亡くなっているのが発見、ナンシーの兄マーク・ケリガン(46)が過失致死容疑で逮捕された事件で、裁判所が判決を下した。


25日に下された判決は、過失致死罪においては無罪だが、暴行罪で有罪。これによりマークは2年半の実刑判決が言い渡された(半年間の執行猶予付き)。

今回の判決を受け、妹ナンシーは次のような声明を発表している。

「私たち家族は、兄が父の死になんらかの責任があるとは最初から信じていません。亡くなった父も、このような事態を望んでいなかったでしょう」。

2010年1月、自宅で電話を使う使わないで父親と口論になったマークは激昂し、父親ともみあいになった。その後父親は床に倒れて亡くなっているのが発見されたが、「気を失っただけだと思った」とマークは当時供述していた。

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元フィギュアスケーターのナンシー・ケリガン (C)AFLO


↓ナンシー・ケリガンさんのウィキ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%B3


 ナンシー・ケリガン(Nancy Kerrigan、1969年10月13日-)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身の女性フィギュアスケート選手で現在はプロスケーター兼解説者。1994年リレハンメルオリンピック女子シングル銀メダリスト。1992年アルベールビルオリンピック女子シングル銅メダリスト。

経歴

 6歳からスケートを始めた。アイスホッケーをしていた兄弟と共に育ち、9歳の時に初めてフィギュアスケートの大会でメダルを獲得した。

 1991年世界フィギュアスケート選手権女子シングルでアメリカ合衆国がメダルを独占したときのメンバーの1人であり、クリスティー・ヤマグチ、トーニャ・ハーディングに次いで銅メダルを獲得した。1992年アルベールビルオリンピックで銅メダルを獲得、同年の世界選手権では銀メダルを獲得した。

 1993年全米フィギュアスケート選手権で初優勝を飾った。直後の1993年世界選手権ではショートプログラム終了時点ではトップに立ったが、フリースケーティングで大失敗となる9位。総合で5位に終わった。
 1994年1月6日、ケリガンはトーニャ・ハーディングの前夫に雇われた人物に襲われてひざを怪我する。全米選手権を欠場に追い込まれたケリガンの代わりに全米選手権2位のミシェル・クワンが代表に一時選ばれたが、特例でケリガンがオリンピック出場を認められてクワンは補欠になった。襲撃されてから1ヵ月後のリレハンメルオリンピックで銀メダルを獲得。
襲撃事件によって悲劇のヒロインとなっていたが、フリー演技後の表彰式で、嬉し涙を流していた金メダルのオクサナ・バイウルに対して「何メソメソと泣いてるのよ!」等と嫌味を言い、意地悪な態度を取ったことが報道される。更にオリンピック後、アメリカに帰国したケリガンの銀メダル獲得を祝うディズニー・パレードでは「何で私がこんな事やらなきゃいけないのよ、馬鹿馬鹿しいわ!!」と話す声がマイクに入ってしまい、イメージが台無しになってしまった。後に本人はマイクで拾われたコメントは、パレード自体に向けて言っていたのではなく銀メダルを首から下げてパレードに参加させられるのが嫌で、それについて文句を言っていたと苦肉の釈明。しかし後の祭りで、その後ハーディングとの一連の事件は「どっちもどっち」「ケリガンにも何らかの問題があったからでは」と、今では受け取られる向きがある。

 リレハンメル五輪後に現役を引退、プロスケーターに転向した。その4年後、1998年の長野オリンピック直前のとあるアメリカのTV番組で、ケリガンとハーディングが久々に対面を果たす。ハーティングが襲撃事件について「ごめんなさい」と直接謝罪すると、ケリガンは「二度とあんな事件は起こさないで下さい」と受け入れ、事実上の「和解」となった。

 バンクーバーオリンピック開催前の2010年1月24日、ケリガンの実父が自宅で死亡していることを実母が発見し警察に通報。その容疑者はケリガンの実兄である事が判明、実兄は地元警察に拘束される羽目となってしまった。

http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-13524220100126

五輪=元フィギュアのケリガンさんの兄、父親への暴行容疑

2010年 01月 26日 14:56 JST

 [ボストン 25日 ロイター] 元女子フィギュアスケートの五輪メダリスト、ナンシー・ケリガンさん(40)の兄のマーク・ケリガン被告(45)が、父親(70)に対する暴行容疑で起訴された。父親は24日に自宅で亡くなっているのが発見された。

 警察の報告によれば、ケリガン被告が電話を使用しようとしたが、父親が許してくれなかったためもみあいになった。ケリガン被告は、父親の首に手を掛けたが、父親は床に倒れるふりをしたと警察に話している。ナンシーさんの母親のブレンダさんは、地元メディアに対し、夫は心臓発作で亡くなったと語った。

 ナンシー・ケリガンさんは1994年のリレハンメル五輪で銀メダルを獲得。その数週間前に、ライバルだったトーニャ・ハーディングの前夫らに襲われ、ひざを負傷していた。

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噂には聞いていましたが、悲劇的な事が、ナンシ―さんに降りかかってしまいましたね。

兄の無実を信じていると発言している事から、事故だった可能性が高そうです。

判決も暴行罪での判決、しかも執行猶予が半年なので、実際に刑に処される可能性は低いかもしれません。

現役時代のトラブルといい、ナンシ―さんの心労が気の毒だと思います。

お父様を亡くされ、兄は裁判では、ここ1年以上、きっと気が気でなかったのではないでしょうか。


少しでも早く、気の休まるようにお祈りしております。(。-人-。)


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