高橋選手のトリノ五輪のSPを振り返ってみたいと思います。
この時、既にモロゾフコーチがついていました。荒川さんを見ていたので、頼まれたそうですね。(当時気づいていませんでした)
ショートでの順位は5位でした。
トリノ五輪 技術点が38.45点、芸術点が35.32点、合計が73.77点
バンクーパー 技術点が48.90点、芸術点が41.35点、合計が90.25点
ものすごい成長ぶりですね。ストレートラインステップは、この時からすでにレベル4を取っていました。
高橋選手はこの大会で、メダルを取れる実力が十分にあったと、プルシェンコの次、銀は取れるただろうと、モロゾフコーチは著書の中で語っています。(GPFで3位だったこともあり、モロゾフコーチがそうコメントすると、マスコミも騒ぎ出したそうです)
ショートでは、滑走順が30人中、一番最初だったのですね。
それでフリーは一番最後、なんだか緊張する場所ばかりで、さぞお疲れだったと思います。
しかも五輪前に、高橋選手に日本スケート連盟からある命令があったそうです。そのせいで、モロゾフコーチは、トリノ五輪での結果が予想できたと書いています。
真相は、次回に……。