アイスダンスのルールについて | フィギュアスケート研究本

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アイスダンスのルールについて、スケート連盟が発表している内容です。

アイスダンスのリフト

アイスダンスには、ほかの3種目とは全く違う技がたくさんあります。
ジャンプがない分、滑りの技術をより強調してみせるための要素が細かく設定されていますが、その中でも特徴的なのがダンスリフトです。
アイスダンスのリフトは、ペアのリフトとは全く異なり、

・男性の頭の位置よりも上にパートナーを持ち上げること
・男性の肩や背中に女性が座ったり、立ったりすること

などは禁じられています。
アイスダンスリフトは、大まかに6秒以内のショートリフトと、12秒以内のロングリフトの2種類になり、それぞれ以下の通りにカテゴリーが分けられます。

ショートリフト

1 ステーショナルリフト

1か所で止まったまま行うリフト。男性がその位置で回転するかどうかは自由。

2 ストレートラインリフト

男性がパートナーを持ち上げてまっすぐ滑るリフト。

3 カーブリフト

男性がパートナーを持ち上げてカーブを描いて滑るリフト。

4 ロテーショナルリフト

男性がパートナーを持ち上げて時計回り、あるいは反時計回りに回転するリフト。

ロングリフト

1 リバースロテーショナルリフト

男性がパートナーを持ち上げて時計回り、反時計回りの両方の回転をしながら滑るリフト。

2 サーペンタインリフト

男性がパートナーを持ち上げてS字型を描くように滑るリフト。

3 コンビネーションリフト

ショートリフト4種類のうちの2種類を組み合わせたリフト。




写真付きで、日本スケート連盟さまのホームページにありますので、のぞいてみてください。



http://www.skatingjapan.or.jp/figure/trick_05.html