無事にロスでの着後研修が終わりました。

現在、午前2時です。3時間後にホテルを出て空港に向かい、いよいよ派遣地のピッツバーグへ飛び立ちます。


1週間の研修はとても内容の濃いものでした。

まず、自分の英語力の無さに痛感しました。これは2年間で絶対レベルアップしなければならないことの一つ。



研修の内容は、


・アメリカでの生活について

・アメリカの初中等教育のシステムについて

・アメリカの外国語教育について

・アメリカの日本語教育について


などなど、みっちり勉強しました。


外国語教育についてですが、やはりその国の独自のスタンダードはあるものです。アメリカはまた州によっても目指しているものは違い、日本みたいに文科省が統一していない点で大きく異なります。

ここで紹介したいのですが、まだ理解していない部分が多々あるので、整理できてから書きたい思います。


また研修中に2年間お世話になるSupervisor(上司)の先生ともお会いしました。

とても笑顔の素敵な先生でした。また日本で博士号を取られたとのこと。しっかり学びたいと思います。


明日のお昼にはピッツバーグに着く予定です。

そして半年お世話になるホストファミリーと会います。お土産喜んでくれるといいんですが。

出勤は8月末からなので、しばらくは生活を整えたいと思います。(車の免許が無事に取れるのか?笑)


何はともあれ、2年間がスタートしました。感謝の気持ちを忘れずに、頑張りたいと思います。

学習者が習った学習項目をどの程度理解しているのか、

それを判断する方法を模索中です。


色々あるなかでも、


[1] 文法テスト

[2] ロールプレイ


この二つは一般的ですかね。


目的にもよりますが、[1]、[2]は測るものが違います。

[1]は文字表記、動詞の活用など文法的なもの。

[2]は学習項目を使って、会話を組み立てる能力。


そしてそれぞれのデメリットは、


[1]

・会話能力が測れない。

・フィードバックが遅れる。(授業後に添削するため)

・返却しても、確認するのは学習者次第。


[2]

・どこまで訂正するのかが難しい。(助詞の脱落など)

・口頭での発表、口頭でのフィードバックのため、形に残りにくい。


このようなことを先輩に相談したところ、


[3] ダイアログを書かせる。


という方法を教えてもらいました。

ダイアログとは、簡単に言ったら、ロールプレイで演じる台本みたいなもの。


メリットは、

・既習項目についても理解度を測ることができる。

・セリフを文字に起こさせることで、学習者のありがちな間違い(助詞の脱落、活用の間違い)が明確になる。

・またダイアログは自分のセリフだけでなく、会話する相手のセリフも書くため会話構成能力のアップにもつながる。


そして、関心があるのは、ダイアログをロールプレイの前に書かせるのか、後に書かせるのかという問題。


ロールプレイの前に書いてしまうと、シナリオプレイになってしまう点、

また理解度を測るという点で考えると、ロールプレイの後に書かせる方がいいのでしょうか。


うーん。難しいですね。


ロールプレイに慣れている学習者なら、

「場面」、「対人関係」、「すること」を提示すると、簡単な会話ができます。(できるはずです。)

そして、記憶が新しいうちに、その会話を文字化することで、会話を見直す作業ができます。


そして、書いてもらったものを見せてもらうと、ロールプレイの時よりも文法的ミスが少なくっていることも。

ロールプレイより、直後に書いたダイアログの方が良くなっているものは問題ありません。

むしろそっちの方が望ましいです。

また教師もダイアログを見れば、文法に関しても、会話に関して(適切な相槌についてなど)も、

両方の面でフィードバックできると考えます。


以上、いろいろと書きましたが、まだ「これだ!」というものはありません。

学校の方針によっても、また、学習者の特徴、レベルによっても左右されることも考えられます。

今後、実践の中で試行錯誤していきたいと思います。

「10000時間の法則」

というものをご存知でしょうか。

私は最近知った法則です。

大学の広報誌に載っていました。


この法則は、10000時間費やせば、その道の一流になれるというものです。

これは実際に研究がされていて、有名なスポーツ選手、経営者は、自分の取り組んでいることに

1日3時間、1週間で21時間、それを10年間で10000時間、力を注ぎ続けたというデータもあります。


「継続は力なり」ですね。


さて、きょうは修士論文の中間発表です。(私は1年生なので見学だけ。)

今日は、日本語教育から、英語教育まで、さまざまなテーマの発表があります。

楽しみです。

面白い発見があったら、紹介しますね。

では、行ってきます。