マイちゃんがお出かけから鼻唄歌いながら帰ってきました。
「ふんふん♪もうじきハロウィン♪楽しみだ~♪」
ん?お家が何か騒がしいようですよ?
「きゃ~」
「たすけて~」
「けろけろ~」
ガチャ☆
「ただいま~なんだか楽しそうね♪何やって…きゃああああああ!!!」
「怪獣っ!アイちゃんっ!たべられてるっっ!!」
「けろけろ~」
「待っててっ!いま助け……を呼んでくるっ!」
「けろ?」
バタバタバタバタっ!
ガチャ☆
「なっちゃんっ!」
「大変よっ!」
「アイちゃんがモンスターで!」
「ハロウィンのごちそうで!」
「食べられて怪獣にっ!」
「何事って、そんな落ち着いてる場合じゃないっ!すぐ来てっっ!」
「モンスターでハロウィンで怪獣でごはんなのよっ!早くっっ!!」
ガチャ☆
「なっちゃんっ!気を付けてっ!
怪獣がいるわっ!」
「きゃああああああ!!今度はケイちゃんとルイちゃんが食べられてるっ!!」
「アイちゃんはもうハロウィンのご馳走になっちゃったんだわっ!」
「ひどいっ!うわぁぁぁぁぁぁぁんっっ!!」
「……マイちゃん、ちょっと落ち着きなさい…」
「わ~い♪かいじゅうをやっつけたぞ~♪」
「モンスターハンターだ~♪ぬくぬく~♪」
「けろけろ~♪」
「あ、あれ…??」
「まったくもぉ、何事かと思ったわよ」
「…ごめんなさい…」
「ハロウィンごっこしてただけだよ♪」
「マイちゃん、びっくりしすぎ♪」
「けろけろ♪」
「でもね、マイちゃんを驚かせたみんなも悪いわね。」
「え~」
「え~」
「けろ~」
「ハロウィンだからパンプキンパイ焼こうかと思ってたけど、今日のおやつはみんな無しね!」
「えええっ!」
「うそっ!」
「ひどいっ!」
「けろっ!」
ハロウィンのイタズラの代償は高くついたのでしたとさ(笑)