~ここから自身のBarks&yahooニュース記事を引用~

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150912-00000685-bark-musi



9/11(金)in 六公会ホールにて行われた舞台「戦国舞踏絵巻 ROCK BALLET『義経』命果つるまで、疾風怒濤編」の感想とご案内をしたいと思います。

一言で言うと、物凄く面白かったです!バレエを基調としたダンス、歌、表現。

どれをとっても目を見張るものがありましたし、特筆すべきはやはり「生Drum演奏」。

今回“ROCK BALLET”という位なので劇中音楽も、ドライブのきいたサウンドが多く、バラードもパワーバラードでした。

歴史的ドキュメントの物語にロック、これが違和感なくハマるのは欠けれない面白さの一つでした!そのサウンドに生きた生ドラム演奏が乗っかると、その舞台上の世界観がスピーディに、且つドラマティックに変幻自在なのです。

そんな斬新な縁の下の力持ちで支えたのは、Drummerの樹(タツル)。切ない時に哀しく、パンチを出すときに激しく舞台を音で彩っていました。

キャストも豪華で、主演の義経には義経には弱冠16歳の天才ダンサー三浦宏規が扮し、共演には、静御前に元宝塚娘役トップの渚あき、弁慶は松原剛志、源頼朝に花園直道、北条政子に麻尋えりか、また安宅の関で有名な富樫で劇団☆新感線のインディ高橋など、多彩な新メンバーが出演します。また、伊勢三郎の和田泰右、苔丸の木原実優、ドラムの樹(タツル)など実力派のキャストが揃い、歴史上の有名人の激動の半生を様々な角度で繰り広げられていました。

決して少なくない見た数の舞台をとってみても、このような斬新な舞台には中々出会えませんでした!まだ9/12(土),13(日)と昼~・夕方~それぞれ公演がありますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!?

-物語-

平清盛に滅ぼされた源氏の棟梁、源義朝の御曹司である義経は、伊勢の三郎、苔丸の手で育てられた。五条の橋で弁慶を打ち負かし、三郎、苔丸と共に4人で義兄弟の契りを結び、自分たちの夢見る理想の国を作ることを誓い合った。そこへ生き別れになった兄、頼朝から平家討伐の為に鎌倉へ馳せ参じるようにと、使者が来る。

勇んで兄の元へ行く義経だったが、義経の気質である愛情、自由、情熱といったものは、兄、頼朝の作り上げようとする法が支配する封建社会には不必要なものであった。それに気づかぬ義経の無邪気な若さは、目附役の梶原景時や、頼朝を天下人に仕立て上げることに執念を燃やす北条政子にとっても取り除くべきものであった。

やがて、見事平家を打ち破り英雄となった義経は京の都で大歓迎を受け、うかつにも後白河法皇の罠とは知らず頼朝に断りもなく官位を受けてしまう。静の助言で目が覚めた義経であったが、時既に遅く鎌倉を永久追放されてしまう。落ち延びる義経一行。吉野山では最愛の静と別れ、安宅の関では、男、富樫の情けで、見逃してもらうが、頼朝はついに義経をこの世から消し去る命令を出す。

義経が最も大切にしている仲間との別れがすぐそこに迫ってくる…。

◆戦国舞踊絵巻
ROCK BALLET
『義経』命果つるまで、疾風怒濤編

作・演出・振付:上田遙
作曲:T-LAYLA
照明:足立恒
衣裳:朝月真次郎
ヘアメイク:馮 啓孝
武器・小道具:高橋岳蔵
美術:河内連太
主催:煌ダンスカンパニー

会場:六行会ホール(品川区北品川)
公演日時:
9月11日(金)1900
9月12日(土)1300/1700
9月13日(日)1200/1600

料金:7,500円(全席指定・税込) 
3歳以下は入場不可、4歳以上は有料