伝兵衛のぶらり街歩きシリーズ
「津田天満神社~姫路市~」
播州の熱い秋祭りシーズンが終わり、七五三参りラッシュ前の束の間の隙間を狙って、菅原道真公ゆかりの天満神社巡りへぶらりです。
今回は、山陽電鉄網干線の「西飾磨」駅で下車。
駅から南東方向へ広い道路をまっすぐ歩いていくと、約10分ほどで、交差点沿いに神社境内の木々が見えてきます。
ここが「津田天満神社」です。
創建は、平安時代に遡るといわれる歴史ある神社です。
ご祭神は、菅原道真公。津田大歳大明神。賀茂別雷大神。
延喜元年(901年)大宰府へ向かう途中の菅原道真公が、近隣の「津田の細江」で舟のこも網を敷物として休息したことから、後に菅公を主祭神として祀ったそうです。
永仁六年(1298年)、嘉吉三年(1443年)に本殿が再建されたという記録があります。
一時は広大な社領を有していたものの、ご他聞に漏れず、天正八年(1580年)の豊臣秀吉の英賀城攻めに巻き込まれ、廃塵に帰し、現在地に再建されたそうです。
狛犬 享和二年(1802年)
厳島神社。
稲荷社。
海神社。
山部赤人神社。
神輿社。
神木。
なで牛。
神馬。
遥拝所。
所蔵していた紙本著色北野天神縁起三巻は、国の重要有形文化財に指定され、奈良国立博物館に寄託されています。
鳥居をくぐった瞬間に、清々しい空気と静寂に包まれる
素晴らしい神社でした。
アクセス:山陽電鉄網干線「西飾磨」駅下車徒歩10分程度