昨日ドン・キホーテ千秋楽でした!!

観にきて下さった方々、応援して下さった方々、ありがとうございました!

今回、色々な事を経験させて頂き色々と感じる事がありました。

まず、リハーサルは九月あたりから始まりましたが、SHOKOさんは十月に入るまで来れないので、毎日佐々部さんとリハーサルさせてもらっていましたが、ドンキは踊るパートが多い作品なのでいつも以上にハードな毎日でリハーサルが終わると銭湯に行き水風呂とお風呂に交互に入ってからマッサージに行く日々でした。
受付のおじいさんサービスのジュースありがとう。
合間に大阪に宣伝に行かせて頂き、インタビューに答えながら改めてドン・キホーテの魅力やバジルという役柄を
客観的に見直す機会もありました。
その後疲労のせいか不覚にも小腸炎になり三日間くらい悶絶しましたが、ディレクターの愛のお陰もあり余計な脂肪はどんどん減り体力もついてきて十月に入る頃にはなかなかいいコンディションに仕上がっていました。
そんな頃にSHOKOさん来日!!
皆が地方公演に行っている間、ピアニストさんと三人で振り付けを起こしながら、リハーサル。
誰も見る人が居ないなかでのリハーサルはなんだかバレエを始めた頃にスタジオに残って練習している頃を彷彿とさせてくれて、踊りを研究しているのが楽しかったです。
本番は前のブログで書いたとおり、落ち着いて、純粋にバジルという役を楽しめたし何よりSHOKOさんから刺激を受け舞台上での駆け引きが楽しかった! もちろん重要な課題は残りましたが。
大阪公演の後は、エスパーダに一週間集中していました。
相手役が松岡さんだったのですが、松岡さんは遅沢さんとの舞台を控えていたので、細かいタイミングが人によって変わるのでその舞台が終わるまでは、パドドゥの練習は出来ませんでしたので。
実際五日間程度しか合わせる期間はなかったのですが、松岡さんとは何度も組ませて頂いているので、お互いの感じはわかっているし、お互いそれぞれ一度バジルとキトリを踊ったあとだったので問題も少なくリハーサル出来ました。
しかし、今回はパートナーの方と限られた時間の中で形にし、お客様に満足して頂けるものにするという事は非常に勉強となりました。
そして、舞台上でその時の情景や雰囲気を感じて踊る、という事が少し出来たかな。
正直、千秋楽は盛り上げたい気持ちで一杯でしたが、これまでにない疲労感が強かったのも事実でその気持ちと体のバランスをまとめて空回りしないように、いつも通りいつも以上に全力で。そんな感じでした。
でも三幕のグランパドドゥ袖から見ていて、ああ八年前はトレアドールとして階段の上から貧血で倒れないかドキドキしながら見てたなぁ。今はバレエを始めるきっかけとなった人があのバジルの衣装きて踊ってるのをエスパーダの衣装きて袖から見てる、、、、。
なんだか、感慨深かった。少し泣きそうになった。
この、素晴らしいバレエダンサーと舞台上で同じ時間を過ごす事の出来ている僕らは幸せだと思う!!
また一つこのドン・キホーテで言葉では表す事の出来ないものが僕の胸に響きました。

そして、いつも完璧に舞台を進め、妥協なく、僕らが踊る事に極力集中させてくれるように立ち回ってくれて、沢山のサポートをしてくださっている舞台スタッフさん達に感謝しています。
次の公演は僕の課題と表現したい事を追求しクリアして、もっといいダンサーとなって皆さんの前に立てるよう、ますます精進していきます!!
さあ!次はくるみ割り人形!
明日からまたクラスで汗をかいてきます!

photo:01



ぶれてますが、LIZAさんと熊澤枝里子さんが観にきてくれてました。 二人ともスタイルよすぎ!!笑

iPhoneからの投稿