デビューしてから15年
本格的にキックボクシングを
始めたのは18歳の頃からなので
子供の頃からやっている訳ではない
これは現役の中ではまぁまぁ長い方の
部類に入ると思うのですが
35歳になった今
何故まだ現役を続けているのか
自分なりに考えてみたのですが
それは
センスがないから
「気持ち」「根性」「限界」
などの言葉が好きで
若い頃はそればかりにフォーカスしていて
練習でも試合でもずっとそればかり考えて
行動していたんです
これは当時、自分がカッコいいと思うから
やっていた訳ですが
ぶっちゃけ今の自分からすると
あんまりカッコ良くない
何故なら
なにも考えないでただガムシャラに
やるだけの単純作業だったから
特に頭を使う事もなかったし
表現するとすれば
中身のない精神論
とでも言うのでしょうか
実際その当時
自分が成長しているのかどうかも
分からなかったし
致命的なのは、今思うと
心の底から楽しんでやれていなかった
様に思うんです
今の戦い方より、昔の戦い方が良かった
と感じている人は結構いると思う
しかしそれは
極端に2つに分け過ぎなのかなとも思ったり
何故なら
人の記憶ってのは曖昧で
昔の自分の良い試合だけ
を覚えてくれているところが
ある様に思うからです
思い返すと
若い時の試合が全部良い試合
なのかと言ったら全く違くて
凄まじくしょっぱい試合をしまくっていたし
実際その時には
指摘や指導の言葉も沢山頂いてました
話が逸れたので戻しまして
センスがないのに何故現役を続けるのか
それは
センスがないからこそ
その穴埋め作業ができる
この穴埋め作業は、言い換えると
「成長の種」を見つけて育てる作業
そう
今はその「成長の種」を見つける事が
できるから、楽しくてやる気になるんです
自分の中にあるほんの小さな「成長の種」
これを見つけ、それを育てる事が
今のモチベーション
具体的に言えば
・スタミナをロスしにくい動きが出来る様になってきてる
・スパーリングでイメージした動きが出来る様になってきてる
・打撃のコツが掴めてきてる
・ラントレのタイムが上がってきてる
・フィジカルが強くなってきてる
などなど
逆を言えば、これらの成長が止まったら
引退すると思います
ここからどこまで自分が成長出来るのか
自分自身に嘘や誤魔化しはしたくない
と常々思っているので
そこはしっかり見極めながら
今後も頑張っていきたい
と思っています
終
ランスさん
やった事がないとその感覚は絶対に分かりませんからね😆
単福さん
それいいですねw
ネーミングがダサいので無理だと思いますがww
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