炭水化物というのは身体の中に入ると、1gに対して3gの水分を溜め込むと言う
それならば、おにぎり1個(50g程の炭水化物)であれば150gの水分を溜め込むという事
2個食べれば300g増
基本的に自分達の食生活は1日の60%が炭水化物で占めているので、成人男性であれば1日の消費カロリーを2500kcalにしたとして、1400kcal程になる
これをグラムに直すと350g程だから
「1日で1kg強の水分を溜め込む」という訳
女性ならば1kg弱といったところでしょう
こう見ると
「1kg程の体重コントロールは自在」
と言う訳です
方法論に入る前に、まずよくある勘違いについてなのですが
昨日より1kg太ったー( ；´Д｀)
昨日より1kg痩せたー＼(^o^)／
といった声を聞きませんでしょうか
これはおおかた間違いで、正体は水分の可能性が非常に高い
何故なら、よく言う栄養学のカロリー計算の指標からすると、体重(水分以外)の増減をカロリーベースで表すと、1kgの増減だと7000kcalと言われていて
そこからすると、1日で1kgの増減というのは基本的にはほぼあり得なくて、その原因は水分といった事になるからです
(1日で基礎代謝量＋7000kcalを食べれる人であれば別)
自分も昔にチートデイと称して1日7500kcalほどを食べた事はありますが、死ぬほどお腹がいっぱいでほぼ死んでました
しかもそれでも1日の消費カロリー分があるので、実質＋5000kcalほどになり1kgも増えない計算になる
それくらい体重と言ったものは1日で増えたり減ったり出来るものではないのです
それならば、その水分を溜め込まなければ体重を減らす事ができる
つまり締まって見せる事ができるという事なのです
ここで方法論
結論から言うと
「炭水化物を食べないで、その代用として脂質を食べればいい」
こうなります
なぜ代用した方がいいのかというと、単純にカロリーが足りないとエネルギー不足になってしまってキツいから
だからこの食べ方をお勧めしたいのです
脂質のお勧めの食材で言うと、魚の油、卵、ナッツ、アボカド、ナチュラルチーズ、カカオチョコ、亜麻仁油、良質なオリーブオイル、ココナッツオイルなどなど
平たく言えば、糖質制限の考え方ですね
「炭水化物を切って積極的に脂質を摂る」
これです
(2回目)
こう聞くと糖質制限を推奨している様に見えるかもしれませんが
自分は今、糖質制限の推奨派でも否定派でもないニュートラリスト
なので、必要な時に糖質制限の考え方を駆使すればいいと思っているんです
炭水化物が必要な時に食べて、必要じゃない時は食べない、これがいいのかなと
そこで1つ気を付けて欲しい事があるのですが、水分はしっかり摂って下さいという事です
何故なら人間は、水分がないと機能しなくなるから
だからそこは絶対に意識する必要があります
脂質であれば水分と結合しないのでご心配なく
(すぐ排泄されてしまう)
短期間でどうしても身体を引き締めたい
普段から浮腫まない様にしたい
こんな方には絶好の方法だと思います
浮腫みってほんと嫌ですよねぇ
終
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