劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』を観てきた! | \\お寿司カーニバル//

劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』を観てきました!!


ウマ娘 初の劇場作品!

この作品は、ウマ娘・ジャングルポケットを中心とした物語。


​【あらすじ】


自由気ままなフリースタイル・レースで最強を目指していたジャングルポケットは、トゥインクル・シリーズのレースで目にしたフジキセキの走りに衝撃を受け、新たな道へと歩みを進める。

アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ダンツフレーム。

最強を目指す中で現れる同世代の強烈なライバルたち。

ジャングルポケットは、自らの最強を証明するため一生に一度しかないクラシック三冠レースに挑む。

(競馬の史実としては2001年頃の物語)


ウマ娘たちの“最強への軌跡”

そして、“最強とはなにか”の物語。


めちゃくちゃ熱い作品だった!!


細かな内容はネタバレになるので語れないのだけど、本当に熱い!!

最強を目指すジャングルポケットが同世代のライバルたちと出会い、もがきながらも全力で突き進んでいくその姿が本当にたまらなかった。


本作の主人公であるジャングルポケットは荒々しい性格が魅力的なのですが、その反面で映画自体はすごく繊細な描写が多く、センセーショナルな気持ちを強く感じられるそこも大きな魅力。

作品として、ちょうどそのふたつが対比になって相乗効果のようにさらに素晴らしいものになっているようにも感じられたのが印象的でした。


そして、映画館のスクリーンで観るレースシーンの迫力がまじですごい!

とにかく映像がすごくて、映像や音から熱戦の細かな息遣いをも感じされる空気がひしひしと伝わってくるのです!

レース中だけでなく、レース後のまだ熱が溢れている様子の描写も素晴らしすぎた。


約2時間という時間の中にすべてを収めているストーリーもすごい!

2時間というと映画ではやや長めなほうではありながらも、テレビアニメにするとわずか4話分なわけですよ。

コンパクトでありながら中身が濃いので、彼女たちの心境やその走りによって我々の心に訴えかけてくるものがよりダイレクトに伝わってくるのです。


ジャングルポケットとフジキセキの関係とかも最高だし、同世代組との共に競い合う同世代だからこその関係も最高だし、絶対的王者として君臨するテイエムオペラオーもかっこよすぎるし、ポッケの親友3人組もかわいい。


そして、「ウマ娘たちは、ほかの世界の伝説に似た運命を持ち生まれてくる。ただし、彼女たちの未来のレース結果はまだ誰にもわからない」といった感じのフレーズがこれまでにも作品の説明として何度か登場していますが、

『ウマ娘』という作品は、競馬の史実としては過去の伝説をモチーフにしたものではあるものの、その一方で劇中のウマ娘たちにとってはまだ見ぬ未来への物語なわけです。

歴史という決められたゴールへと向かっているわけではない。

それを強く感じられる内容だったこともとても熱かったです!


彼女たちはなぜ走るのか。

そして、なぜ頂点を目指すためひたむきに突き進むのか。

その答えのひとつがはっきりと現れているのも今作の見どころだと思います。


さらに、ゲスト出演的なポジションとしていろいろなウマ娘たちが登場するのも注目ポイント!

ジャングルポケットなど今作の主役たちにスポットを当てつつその後ろでほかのウマ娘たちの日常が垣間見えるのも楽しかったし、これまでのアニメやゲーム、コミカライズなどで紡いできた物語があるからこそさらに楽しめるのもウマ娘というコンテンツならでは!


この作品はジャングルポケットがデビューをするところから始まる物語であり、ウマ娘たちの新たな伝説への物語なので、もちろんこれまでの作品を知らない人でも楽しめます。


ぜひ、大迫力な映像と音を体感できる映画館で、最強を目指し走るウマ娘たちのその勇姿を目にすることを強くおすすめします!


あと現実に2024年の日本ダービー開幕週である5月24日に映画公開というのも狙ってこの日にしたのだろうか?

タイミングが最高すぎる!