なんとか単位がとれました！

今日、クラスが終わり、ほっとして、とてもうれしいのでブログに書きます。

9月から10週間のクラスをとっていました。UC Berkeley ExtensionのJava Programming の入門コースです。

今晩、最後のクラスで、Final Exam があり、そこそこの点をとることができて、単位をもらうことができました！

こちらのTally (計算表) をご覧ください。まだ今日の結果が反映されていませんが、"15so" が私で、Final Examの結果Total 90ポイントを超えたので、なんとAを取ることができました！

しかし、このクラスがとても大変でした。最初の2、3回目ぐらいでついていけなくなり、どうしよう、、、と思ったのでした。授業についていけない落ちこぼれ感をここまで味わったのは初めてかもしれません。去年もUCSD Extensionでいくつか大変な授業はありましたが、そうはいってもインターナショナルクラスなので、今回に比べればまだよかったのかなと。

ということで、「背に腹は代えられぬ」、10月に日本に出張したときに、日本語のJava入門書を買ってきました。

ですが、日本語で読んでもJavaは難しい！Javaどころか、プログラム自体を勉強するのがほぼ初めてか2回目ぐらいなので、ほんとに毎週頭が痛くなりました。

以下、講師のトムが心配して先週メールをくれました。授業中にあてられても、ほとんど答えられなかったからです。

Sean,

Are you ready for the written final exam?
During class I did not get as many correct answers from you as I had hoped.
It might be that you are more comfortable with a written exam than
answering questions in a public setting in a foreign language
(English).
If you want to ask me questions by email, phone, or in a meeting,
please let me know.

Thomas Albert

なかなか、良い講師ですね。見た目は志村けん風なのですが、初級者の扱いに慣れている感じです。

いくつかメールで質問をして、過去問を中心に勉強して、まだまだ分からないところはたくさんあるのですが、Gradingがかなり甘いおかげもあり無事に修了できました。

ちなみに、この授業料は会社から後で払ってもらえるのですが、成績はC以上（70ポイント以上）をとらないといけないので、そこを目標にしていました。が、日本人らしく筆記テストに強いところを発揮し、トムもびっくりのAゲットとなったのです。

Sean は Test takerだなぁ、とトムは言っていました。受験生のように一夜漬けで勉強するのが得意だね、ということかな？

毎週月曜夜にクラスがあり、homeworkは日曜夕方5時が締切なので、週末はhomeworkをまず片付けることが必要でした。平日の夜は仕事に「逃げ」てしまい、なかなかhomeworkをやらなかったので、、、

今週末から、楽になります！

誰の言葉だったか忘れてしまいましたが、
「新しいことにチャレンジすることは、自分が何に向いていて、何に向いていないのかを知るための唯一の方法である」
と。

私は、コードを書くのには向いていないことがあらためて分かりましたが、とはいえ、10週間くるしみながらもJavaでプログラムを作る、「基本」の「基本」の「入門」の「導入」ぐらいかな？を学んだことで今後のマーケティング活動に生かしていけると実感しています。

.jarファイルを作ったり、javadocでhtmlのドキュメンテーションを作ったり、Sun の javaのAPIのサイトをなんとなく分かるようになったり。単に言葉で理解するだけではなく、自分でやってみることで理解度がぐんとあがるものです。

OOP (Object Oriented Programming) にしても、3つの側面 (Inheritance, Encapsulation, Polymorphism)を以前よりは理解できるようになりました。

そして何より、コードを書くことの難しさを実感しました。世の中にはなんでこんなにたくさんのプログラマーがいるんだろう、みんな頭良いなぁ～と、プログラマー、デベロッパーを尊敬してしまいます！

ということで、相当つらいながらも、収穫のあったクラスでした。