STACKERS 日本デビューアルバム"PUNK IS PUNK"
8曲目 「WATCH OUT」
俺達STACKERSは、基本的怒る事の少ないバンドだって思う。
髪の毛とか立ててるからか、恐いイメージをもたれる事もあるみたいだが、
しゃべってみるとめっちゃ「ポップ」な奴らが集まってる。
NINE IDEASってバンドのベースボーカル、Taroは必至にSTACKERSが「恐い」って
思われるキャンペーンを年中やってるが、俺らは理不尽な事で切れたりは決してしない。
だからといって、決して何かに対して怒りを感じないわけではない。
毎日を生きてる中で納得いかない事、気に食わない事ってのは当然あって、
それをどこにぶつけていいのか分からない事もある。
それは何も俺たちに限ったわけじゃなくて、誰しもが感じてる事だと思う。
自分の「怒り」だけを全面に押し出した所で何もいい方向へは進まない。
いつの間にかそんな大人な感覚になってしまい、「怒る(いかる)」という感覚を
自分自身の中に押し込んでしまう人も多いと思う。
俺達STACKERSも納得のいかない事も、それを今声を大にして言った所でどうなる?と考え、
押し殺す事も正直ある。
でも、俺たちはやっぱり優等生ではない。
納得いかない事は納得いかなし、おかしい事に対してはおかしいって言いたい。
それを押し殺してまで自分の中で消化してしまうのは、気持ちの整理が出来ているんじゃなくて、
自分をごまかしているだけだって思う。
だから、俺たちは怒る時は怒る。
そうありたいって思う。
基本怒らないようにはしていても、舐めた奴に対しては我慢なんてする事はない。
今の音楽業界のやり方やシステムは完全に舐めてるって思う。
俺たちはこれから、そいったふざけた、舐めた事にマジで噛みついていってやりたいって思う。
それ以外にも俺達を舐めてる奴らにはガンガン噛みついて行こうって思う。
それが正しいかなんて俺達には分からないけど、それしかできないクソバンドだから、、、