STACKERS 日本デビューアルバム"PUNK IS PUNK"
6曲目 「YES and NO」
世の中には疑問が多すぎる。
人々は何が正しくて、何が間違っているのかを生きている間少しでも
解き明かそうと必至に勉強し、研究し、討論し、そうやって色々な歴史が
生まれて来た。
俺自身、今まで生きてきた中で数えきれない疑問を持って来た。
そして若い時には自分の意見を押し付けようとしていた。
絶対にこっちの考え方の方が正しい!
お前の言ってる事はおかしい!
こう考えるべきだ!!
俺は本気でそいつの事を想っていたから少しも嘘はなかった。
多くの人が俺の話を聞いてくれていたから自分自身どっか勘違いしている部分あった。
自分が言っている事はいつだって「正しい」
もしかしたらそんな風に感じていたときもあったと思う。
そんな自信満々の俺がアメリカに渡った。
自分は何かを持ってる。何かができる。そう信じて、、、
必至に勉強した。
今までじゃ考えられないくらいの時間を「勉強」に費やした。
この国で何かをやってやる為に、、、
そして大学へも入った。
大学には多くの日本人がいた。
そして彼らは日本人だけでいつもいた。
そんな彼らを見て、「なにアメリカまで来て、日本人でたまってんだよ!あいつら何しに来たんだよ!!」
そんな風に想い、その輪の中には入ろうとしなかった。
授業中、積極的に色んな人に声をかけ、一人でも多く友達を作ろうと頑張った。色んな国の人と話をするようになり、正直日本人でたまっている彼らを下に見ている部分もあった。
しかし、気づくと俺は一人だった。
心を許せる友達が俺の側には一人もいなかった。
大学で出会った人は皆、授業が終わると一目散に帰って行く。
誰も残りの時間を俺と過ごそうとはしない。
行く理由も特にないのに、話相手を求めてカフェテリアをウロウロしたりもした。
そこには日本人コミュニティーの中にいる奴らの笑顔があった。
正直「孤独」だった。
俺は必至だった。必至で成功してやろうと思っていた。
なのに日本人で固まり、他の人とまったく交わろうとしないあいつらがなんだか羨ましくも見えてしまった。
それまで頑張って積極的に授業中にも発言しようとしていた俺だったが、その時からだんだん頑張る事を止めてしまっていた。
何をどうしたらいいのかも分からなかったし、何が正しいのかさっぱり分からなかった。
その時俺が本当に求めたものは、何かに対する「答え」ではなくて、側にいてくれる「誰か」だった。
そんな「孤独」な日々からしばらくして俺は運命的な出会いをする。
Jay、Tac、Yoshiという3人の男にNYで出会った。
俺を含めた4人共、生まれも違ければ、歳も違い、はたまた性格や好きな事、好きな物までまったく違う。
でも俺はこの4人でSTACKERSとして進む道に迷いはない。
バンドをやっていればたくさんの「疑問」が常に転がっている。
「なんでこうなんだ?どうしてうまくいかない?」
それでも迷いはない。
それぞれが描くSTACKERSというストーリーにはどちらか分からない「答え」よりも、その瞬間を大事にできる「仲間」が集まっているから。
「答え」を探す事ももちろん大事だけど、それ以上に大事な物を見失わないで欲しい。
6曲目 「YES and NO」
世の中には疑問が多すぎる。
人々は何が正しくて、何が間違っているのかを生きている間少しでも
解き明かそうと必至に勉強し、研究し、討論し、そうやって色々な歴史が
生まれて来た。
俺自身、今まで生きてきた中で数えきれない疑問を持って来た。
そして若い時には自分の意見を押し付けようとしていた。
絶対にこっちの考え方の方が正しい!
お前の言ってる事はおかしい!
こう考えるべきだ!!
俺は本気でそいつの事を想っていたから少しも嘘はなかった。
多くの人が俺の話を聞いてくれていたから自分自身どっか勘違いしている部分あった。
自分が言っている事はいつだって「正しい」
もしかしたらそんな風に感じていたときもあったと思う。
そんな自信満々の俺がアメリカに渡った。
自分は何かを持ってる。何かができる。そう信じて、、、
必至に勉強した。
今までじゃ考えられないくらいの時間を「勉強」に費やした。
この国で何かをやってやる為に、、、
そして大学へも入った。
大学には多くの日本人がいた。
そして彼らは日本人だけでいつもいた。
そんな彼らを見て、「なにアメリカまで来て、日本人でたまってんだよ!あいつら何しに来たんだよ!!」
そんな風に想い、その輪の中には入ろうとしなかった。
授業中、積極的に色んな人に声をかけ、一人でも多く友達を作ろうと頑張った。色んな国の人と話をするようになり、正直日本人でたまっている彼らを下に見ている部分もあった。
しかし、気づくと俺は一人だった。
心を許せる友達が俺の側には一人もいなかった。
大学で出会った人は皆、授業が終わると一目散に帰って行く。
誰も残りの時間を俺と過ごそうとはしない。
行く理由も特にないのに、話相手を求めてカフェテリアをウロウロしたりもした。
そこには日本人コミュニティーの中にいる奴らの笑顔があった。
正直「孤独」だった。
俺は必至だった。必至で成功してやろうと思っていた。
なのに日本人で固まり、他の人とまったく交わろうとしないあいつらがなんだか羨ましくも見えてしまった。
それまで頑張って積極的に授業中にも発言しようとしていた俺だったが、その時からだんだん頑張る事を止めてしまっていた。
何をどうしたらいいのかも分からなかったし、何が正しいのかさっぱり分からなかった。
その時俺が本当に求めたものは、何かに対する「答え」ではなくて、側にいてくれる「誰か」だった。
そんな「孤独」な日々からしばらくして俺は運命的な出会いをする。
Jay、Tac、Yoshiという3人の男にNYで出会った。
俺を含めた4人共、生まれも違ければ、歳も違い、はたまた性格や好きな事、好きな物までまったく違う。
でも俺はこの4人でSTACKERSとして進む道に迷いはない。
バンドをやっていればたくさんの「疑問」が常に転がっている。
「なんでこうなんだ?どうしてうまくいかない?」
それでも迷いはない。
それぞれが描くSTACKERSというストーリーにはどちらか分からない「答え」よりも、その瞬間を大事にできる「仲間」が集まっているから。
「答え」を探す事ももちろん大事だけど、それ以上に大事な物を見失わないで欲しい。