先日よりアメリカからGUTTERMOUTHというバンドが来日してる。
まだライブがあるわけではないんだけど、ライブまでにリハスタ入ったり
飲みにいったり、、、(飲みのがメインかな)
メンバー全員今回もめちゃくちゃいいやつらで楽しい時間を過ごしてる(俺の胃以外)
毎回こうして海外からバンドが来てる時に思うのは、奴らは音楽で国境を越えられる事を
本当に感謝してるし、その瞬間を心から楽しもうとしている。
どんな奴らが来るのかいつも不安と期待が入り交じった感情を持ちつつバンドに会う訳だが
2、3日もすれば全員がどんな奴かなんとなく分かり始め、気がつけば当たり前のように
お互いに冗談をいい合える仲になっている。
今回も楽しいツアーになりそうだ。

7月18日に自分のバンドSTACKERSの日本デビューアルバムにして5年ぶりのアルバム
"PUNK IS PUNK"のリリースまであと一ヶ月ちょっとだけど、このタイミングでGUTTERMOUTHとの
出会いは本当にいい刺激になる。
このアルバムには本当にいろんな想いとたくさんの時間を詰め込んだ。
”何を?”
と聞かれれば、語る事がありすぎて、、、

だから本当に色んな人に聞いて欲しいと思う。
高校を卒業して速攻単身アメリカに渡り、学生生活をしてみるも
自分の存在の小ささに気づき本当に苦しんだ事もあった。
そんな時始めたのがこのバンド、"STACKERS"
それまでの俺の迷いとか不安とかやりきれなさとか、全部ふっとばしてくれた
バンド。
だからこそドラマーがツアー中、テキサスで拘束され強制送還されたときも
なんの迷いも無くアメリカでの生活を捨てて日本に帰り、バンドを続ける事を
決めた。
だからこそ最強のバンドを作るため、ニューヨークからベースのYoshiに帰ってきてくれ
ってお願いした。
アルバムができた時、そうした決断、行動は間違ってなかったって思えた。
そしてもっと思いたい。
今後このバンドをあと何年やっていけるのかは正直なところ俺ですら分からない。
チームってのは何も長くやる事にだけ意味があると俺は思わない。
その時、その時にベストな瞬間を生み出せるチームを俺は求めていきたい。
今のSTACKERSはベストな瞬間を生み出せるバンドだと俺は信じている。
だからこそ今回のアルバムにかけてみたい。
「いつか、いつの日か」そう思いながら何かを続ける事は素晴らしいけど
今聞いて欲しいこと、今見て欲しいものを少しでも多くの人に感じて欲しいって思う。
もう完全にいい歳の俺達がなんでまだこのバンドを続けているのか、
それはこのアルバムを聴いてくれたら感じてもらえると信じてる。