３１１ 南三陸町から。
五年前、
地震が起こって、
都内の帰宅難民の人を助けることから始まりました。
福島のいわき市に入り、
避難所の炊き出しで住民のみなさんと触れ合って、
沿岸部を周り現状を目に焼き付けました。
郡山で仲間と合流して、原発の現状の話を聞いて翌朝に現地へ。
そして新地町、双葉町、南相馬の避難所と学校を周り、
道もない道を歩き、臨時バスで仙台へ。
仲間と沿岸部を周り、孤立した集落があると聞いて南三陸町歌津地区へ。
初めて炊き出しをさせてもらって、
野営テントで泊まらせて頂いて、泣いて、笑って、悩んで、色んな出来事がありました。
そうして出会った人たちとこうして毎年会えることがとても嬉しいです。
一時期５００人も集まった TUNAGARI のメンバーも毎年人が減っている。
でも、去年から、今年から、と言って、
新しい仲間が集まって、一生懸命活動してます。
すごく大切な出会いに感謝します。
自然は驚異だけど、人と共にあります。
感謝して今を生きることが大切だと感じさせてくれます。
３月１１日、
朝から２チームに分かれて、海中探索と陸の清掃と探索をしました。
捜索では、南三陸メンバーの震災前の友達との大切なプリクラが見つかりました。
車のナンバー、印鑑、クレジットカード、学校名の入った衣類、
大切な人の骨が見つかりました。
少しでも多くの思い出がもどって来ますように…
御飯には仙台新名物せり鍋とネパールチームからの炊き出しを頂きました。
あたたかくて美味しかったです。
２時４６分 漁師さんと地元のみなさんと海上法要にて黙祷。
心からのご冥福を祈ります。
また来ます。
One for all, All for one
塩谷瞬
TUNAGARI
http://www.tsunagari-project.com/
ダイバーさんのブログ。
https://oceana.ne.jp/from_ocean/60095
