まずは自己紹介を兼ねてこれまでの「がん体験」を記録していきます
私が初めてがんと関わりを持ったのは、14歳の時に当時43歳の父親がステージ4の胃がんになったことでした。
初めは「胃が痛いんだよね」と父親が話したのですが胃薬を飲みはじめ、体重がどんどん減っていって。
「これは、何かおかしい!」と近所の内科にかかったら、胃がんが発覚。
紹介された市内の総合病院へ紹介してもらい、そこで手術となりましました。
そこの段階で当時18歳姉、16歳兄、14歳私の子供3人にがんとの事を話してくれました。
3人並んで正座をして、前には父と母がいて。
父は意を決した顔で
「パパは癌になりましました。胃癌です。でもママやお前たちを守る為に、何が何でも治すよ。どんなにボロボロになっても働き続けるよ。」
と話しました。
その後は自分の部屋で一人泣いた覚えがあります。
子供へはステージや何も話さなかったのですが、状況を見て良くないと感じていたのかもしれません。
そして、そこからすぐに手術をしたのですが、状況は悪く。
結局何もせずにお腹を閉じたとお医者さんから言われました。
続きます。