先週の稽古の冒頭講和で、新しい阿倍野区の会員に春風会合気道の名前のゆらいをお話ししました。
「春風以接人、秋霜以持己」が名前の由来になっています。
春風を以て人に接し、秋霜を以て己に持す。
人には春風のような接しかたをし、己に対しては秋の霜のような慎みの姿勢を持てという箴言です。
なぜ、このような厳しい活き方、生き方が必要なのでしょうか?
時代おくれですか?
皆さんは、活き方や生き方の方向性、羅針盤について考えたことがありますか?
そんなこと、考えてもみなかったという人も多いですね、
学校でも教えてくれませんしネ
ちなみに私がお教えしている春風会合気道について言えば
春風会の合気道を学ぶという事は、合気武道の技と術を厳しく楽しく身につけますから、
合気武道を学んでない人より、強い、つよい、武力を持つことになります。
強い武力を持った人が乱暴者になってはいけません。
手足に核兵器を持った猿人では様になりません。
自信にみなぎる強い武力を持った人は、慎み深く、謙虚でなければいけません。
セルフコントロール、慎み深く、謙虚に育つためには、いい友達、いい師との出会いがとても大切です。
最近は、他人には厳しく、自分には甘い、他人はどうでも良いという生き方の人が多くなりました。
核家族、少子化、デジタルゲーム化、スマホ化、などで「個」の空間で生活する子どもたちも多くなっています。
「個」の空間で生活するする生活習慣をつけた子どもたちは、いきおい自分だけの世界で生きていますから
他人には厳しく、自分には甘い、他人はどうでも良いという生き方が生活習慣化し多くなるのも必然です。
人の世は、他の人とのかかわりの中で、自分が大きく育っていきます。
春風を以て人に接し、秋霜を以て己に持す。
「類はいい友を呼ぶ」
やさしい先輩、頭の良い人、運動が抜群の人、ユーモアのある人、コツコツと努力する人、笑顔の素敵な人
、、、、、、
爽やかな春は、出会いの季節です。
いい師
いい友
いい出会い
を求めて、さあ、行動しましょう !!
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