「百年たってわらった木」 文:中野美咲 絵:おぼまこと
「百年たってわらった木」 文:中野美咲 絵:おぼまこととがってスマートなのがかっこいいと思って、ずっと突っ張っていた木。でも誰も寄りつかず、一人ぼっちでした。しょげて木の枝を下ろしたら、リスが木陰ができて嬉しいと言って、木で休んでくれました。気を張ってツルツルの幹にしていたけど、少し気を緩めてザラザラ、ボコボコした木の姿になると、心地いいと言ってみんなが集まってきてくれるようになりました。自然体でいてこそ喜ばれることを100年経って悟った木は、みんなに囲まれ、ようやく笑顔を見せる ようになったというお話です。突っ張って自分を飾るのは見た目にはキレイでも、自然体でいる方が自分も苦しくないし、周りも近づきやすくなり平和が生まれる、ということを教えてくれる、温かい本です。