k、1回目の電話出ない。
何度か電話するとkが出る、騒がしいガヤガヤした雰囲気が伝わってくる。
「何してんの?」
「病院…」
「は?病院騒がしすぎやろ
つかもう夜中やけどこんな時間電話出れんの?」
「自販機のとことか出れるとこはあるから…」
「お前今ホストクラブおるやろ?
入院も嘘なんやろ」
まだハッキリしないが強気でカマかけてみる。
「嘘じゃなぃ……(いらっしゃいませー!)」
…苦笑
「オイ、とりあえず店の下まで来い」
こんなだったかどうか定かではないがこんなレベルのやりとりだった気がする。
kからの着信
「着いた」
この言葉を聞くまではもしかしたらこっちの強気の発言に誘導されただけで
本当に入院してる可能性もある…
まだどこかでそう思っていたので落胆と、後から怒りで一気に込み上げる。
「やっぱミナミおるんやんけ!
ようそんな嘘ついてくれたな?
今から下おりるから待っとけ」
エレベーターを降りビルの半ばあたりまで入っていたkの姿。
もう99%確定だったが三重県にいるハズのkが目の前に、このミナミで目の前にいる。
100%だ。
疑念は疑いようのない確信に変わり、怒りは頂点に達している。
冷静でいられない。
ごめん…
当人からすれば状況的にこの言葉以外の選択はないだろう。
だが異常に腹が立った。
100%なのに、それでもなんらかの事情があったのかもしれない
そう思う事がこの「ごめん」の一言で完全になくなったからだ。
何から話をするか、とか
どこに落としどころ持っていくか
なんて何も考えちゃいない。
落胆、失望、怒り…ごちゃ混ぜになった感情のみ、まとまる訳もない。
そこに立って、ごめんと言っているkに言い表せれない怒り。
何をどう考えたのか覚えていないが、自分の最初の一言は
「ごめんちゃうやろ、何立ってんねん。正座やろが」
それだけ許せなかったのだろう。
それに対してk
部活の集合写真時のように前列、中列、後列と分かれる中列のような中腰の体勢をとり
「ウチ、正座できひん…」
バッチィィィーーーーーン!!!
なんで正座できひん(まで太ってん)ねーん!!!
気付いたら怒りの論点が違う方向で沸点へ、思っきりビンタしていた。
k:ごめん
もう未収に対してごめんか
嘘に対してごめんか
太って正座できない事に対してごめんか
も分からないが半泣きの顔で謝る。
初めて女の子に手をあげた瞬間
いろいろあったが最終結果、最後の引き金は正座できなかった事。
次回
正座事件、後日談
アベマリア、全容。