仙台市青葉区の鍼灸院|春明はり灸院

仙台市青葉区の鍼灸院|春明はり灸院

仙台市青葉区二日町にある「春明(しゅんめい)はり灸院」の院長ブログです。
東洋医学について分かりやすく説明したり、日頃の日記として気ままに綴っています。

春明はり灸院


電話022-221-4313


■住所

宮城県仙台市二日町11-3

■アクセス

地下鉄北四番丁駅より徒歩1分

■診療時間

月~金 午前9:00~12:00/午後14:00~18:30

土曜日 午前9:00~12:00/午後14:00~17:00

■休診日

日曜、祝日、第1・第3月曜日

■HP

春明はり灸院公式ホームページ  

■メッセージ

ホームページで治療方法や症例集などを詳しくご紹介しております。

改善しない凝りや痛み、自律神経失調症、婦人科系の疾患でお悩みの方はぜひご覧ください。


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30歳、半年間、婦人科でクロミッドとタイミング療法を試みたが、効果なく、不妊治療を希望して来院。

 

内膜症、筋腫もないが、生理痛が酷いとの事。

 

腹部の圧痛が、あちこちにある。。

器質的原因がなく、起こる生理痛は、ストレスで、腹部に異常な緊張がある為に起こり、それが、子宮の収縮に影響してる事を説明し、鍼灸の施術の他、Oリング反応のあるツボを、毎日、押すように宿題を出した。

 

週1回の来院で、2ヶ月目には、生理痛が軽減。

3ヶ月目に、生理が遅れてる、、との事で、熱を測ると、微熱があり、風邪の症状がないのに、寒気がする、、と言うので、妊娠検査を勧めたところ、早速、陽性反応の写真まで送ってきた。

 

めでたし、めでたし。

 

妊活は、35歳、過ぎてから、、みたいな女性が多いが、早いに越した事はない。

若い年齢だと、生理痛を治して、タイミングを試みるだけで、妊娠報告を受ける事が、非常に多い。。

 

今年は、94歳の父親が、他界。。

最後まで、前向きな父親は、なくなる1週間前に、音楽療法の先生と、愛の讃歌を歌って見せてくれて、泣かされた。。

 

亡くなる命と、生まれる命。

 

我々は、大いなる生命の循環に、漂っている存在に過ぎない、、と感じさせらる。

春先に、胃癌がみつかった93歳の父親。。

食欲が低下してきたので、入院させたが、胃の出口が狭窄してるとの事で、ステントを入れて、退院してきた。

しばらくは、流動食、消化の良いオカズ、、を考えて、食事を作っていたが、少し食欲が戻ってきて、焼肉を食べたい、、と言いだした。

試しに、焼肉屋に連れてったら、大好きな上カルビを、一人前ペロリ。。その後、普通食に戻し、食べたい物を食べさせる事にした。

先日の父の日には、ウナギが食べたいと言うので、姉とウナギ屋に連れてったら、ゴハンは少し残したものの、ウナギはしっかり完食。。

最近、体重も戻り、元気になってきて、あと5年生きるぞ〜、、とか、頼もしい宣言もしてもらった。

医者は、あと半年でしょう、、と言うのだが。。

 

食事のメンタル面に与える影響を、改めて考えさせられた。

 

最近、特に身体に良いもの、アンチエイジング効果のある食べ物の番組、本が増え過ぎて、一体、何を食べたら良いのか、全くわからなくなってしまう。

 

身体に良い物を、たくさん勉強して、その通りにして、本当に効果があるのだろうか。。

玄米菜食にしてて、調子の悪い患者や、肉類をやめて豆腐類ばかり食べて調子の悪い患者は、たくさん会った事がある。

 

全ての食品は、その人の持っている、消化酵素と腸内細菌のバランスによって栄養効果は異なると思う。   ベストの食生活は、かなり個人差があると言う事を忘れてはならない。

 

そして、メンタル面。。頭で考えた、栄養効果のある物を、ひとりで、ボソボソ食べるのと、食べて美味しい物を、皆で楽しく会食するのと、どちらが良い効果があるのか、、。

 

西洋医学的な研究だと、とかく、身体の中の化学変化ばかりの話になってしまうが、栄養効果は、メンタル面、体質の差を考慮しない限り、効果は得られないものだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

あれから8年、あっと言う間の8年だったと思う。

あの年の連休、奥松島、石巻、女川、私の釣りの秘密の場所、、、そして、パワースポットになってた場所を、バイクで回って見て、あまりにも酷い光景に、たた唖然とし、帰りのバイクで、震えと涙がとまらなくなった事を覚えている。

 

大好きだった、海釣りも、3年は行けなかった。その後も、たまには行くけど、復興途上の風景や、地元の人の話を聞くと、いつも、心が重くなってしまう。

 

毎年、3月から、震災関連の報道が増えるけれど、まともに見れなくて、チャンネルを変えてしまう。

家族や、仕事や、幸せな日常が、一瞬にして無くなってしまった人達の感情は、悲しみを遥かに超えた感情で、多分、一生、消え去る事はないのだろう。

 

先日、震災前の松島、、桂島や朴島の菜の花畑の写真がみつかり、懐かしく思った。

この写真をバックに、少しずつ、少しずつ、歩き出せるような復興応援ソングができないかと思って、挑戦してみた。

 

被災した方々の心の復興が、少しずつでも、進みますように。。。