昨日のお月様はお見事!!な満月でした。


月が綺麗な夜や、満点の星空を見上げると

そこに瞬がいるのかな・・とふと思い、

いつも彼の姿を探してしまいます。


秋のにおい、秋の風・・・

いつもの当たり前の風景ですら悲しく見える季節。


もうすぐ瞬が亡くなって4年が経ちます。


やっぱり慣れることはなく、いつだって瞬を思い悲しみ

瞬を愛おしく思い泣き、寂しさで胸が苦しくなります。


電車の中で赤ちゃんを見かけると胸が締め付けられ・・・

でも赤ちゃんのあのまっすぐな瞳に吸い込まれます。

瞬も瞳がとても綺麗な赤ちゃんでした。

まっすぐな瞳で私の顔をじーと眺めながら

一生懸命おっぱいを飲む姿がたまらなく愛おしかったです。


瞬は昨日のお月様のようにまんまるなお顔の赤ちゃんでした。


今でもまんまるな瞬くんの写真がこちらをみて笑っています。



瞬・・・

ママがもう一度瞬に会えるのはいつですか?


早く会って瞬くんにおっぱいをあげたいです。

今度こそずっとずーっと一緒にいようね!!

永遠に離れないように・・・。



たぬき?! な瞬くんですにひひ



私は4児のお母さんです。
地上に13歳の男の子・11歳と6歳の女の子
お空にいるのは平成23年5月12日に生まれた男の子 瞬(しゅんくん)

瞬は生後5ヵ月半で突然お空に還ってしまいました。
原因は分かりません。SIDSにあたるようです。
前日に初めておかゆを食べました。初めての離乳食です。
味も何もないおかゆです・・・
こんなことならもっと美味しいものを食べさせてあげたかった・・・

もうすぐ寝返りやおやつを食べる姿がみれただろう・・という頃でした。

10月25日午後・・いつもより遅めのお昼寝
瞬はそのまま目を開けませんでした。
いつもと何も変わらない一日だったのに・・・
元気に笑って泣いて・・ずっと一緒にいたのに・・・
今でもあの時、お昼寝させなければ・・・とか、
母親なのに、同じ屋根の下にいたのに・・という後悔の気持ちは消えません。
守ってやれなかった、気づいてやれなかった・・・
何とか守る方法があったんじゃないか・・・
瞬に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
一生懸命生まれてきてくれたのに・・・
いろんな事を経験したかっただろうに・・・

私は瞬を妊娠して20週の時、全前置胎盤と診断されて出産までずっと入院していました。
お腹の子はもちろん私の命も危ないといわれていました。
長い長い入院生活。


瞬と二人で頑張って・・・
5月に生まれてくれたんです。

生まれてこれないかも・・・って言われてたのに。
私も生還しました。
瞬が無事に生まれてくれてなかったら、

私の命はなかったかもしれないと医師に言われました。
だから瞬は私の命の恩人なんです。


でも・・・
瞬が私の命を助けてくれたのなら、私は母親なのに瞬に何もしてやれなかった。
瞬の生まれてきた使命は私を守るためだったといわれたことがあります。
そんな哀しいこと言わないで・・・と何度も思いました。


5ヶ月間、元気にスクスク育っていた瞬。
いつも家族の中心にいた瞬。
可愛い、可愛いといつも順番に抱っこしていた兄弟たち。

時には誰が瞬の横で寝るかで喧嘩するほど
みんなから愛されていた瞬。


大家族になるのが夢だった私。
久しぶりの男の子誕生に心から喜び、成長を楽しみにしていた夫。
前置胎盤がひどく、子宮を全摘出するしかなかった私のお腹。

もう赤ちゃんを産むことは出来ない私。
瞬が帰ってきたいと想ってくれてももう生んであげることはできない。

瞬は永遠の末っ子。甘えん坊で可愛い我が家のアイドル。

今は家族で支えあい、慰めあい過ごしています。
どうしようもないほどに悲しみに包まれた時は思いっきり泣いています。
胸の中は瞬でいっぱい。

でもそれは喪失感でもあります。


いつになったら楽になるのかなんて

まったくわからない・・・。

だけど、私は生きていく。

寂しくても、つらくても・・・


長々とすみません。

過去のブログを見て、気持ちを落ち着けようとしています。


昨日はどうにもこうにもまったく無理な一日でした。

夜には涙を流しました。

泣いて瞬を思い、自分を責め・・神様を憎み、

そんなこと思っても何も変わらないってわかってるのに・・・。


会いたくて会いたくて・・・





shun

~過去ブログより~ダウン


わたしは、瞬が亡くなってからたくさんの本を読みました。

今もまだ、何かの答えを探すかのように本を読んでいます。


今まで、目も留めなかった死についてのものばかりです。
その中から、心に響いた言葉を紹介します。

ドリス・ストークスさんの本


「天国の子どもたちから~残された家族へのメッセージ~」から


死は特別なものではなく隣の部屋に移った・・ただそれだけのこと。
私は私であり、あなたはあなたです。
互いに何があっても、私たちは変わらないのです。
昔の名前で呼んでください。
口調を変えず、悲しみを忘れ、いつも話していた言葉で話しかけてください
冗談を言い合っていた時のように笑ってください。
私を思い出し、私のために祈ってください。



いつものように家族の会話に私の名前を出してください
意識せずに明るく話してください。

どうぞ、亡くなった子の部屋を神聖な場所として残さないで欲しいのです。
去ってしまった子どもばかりを振り返るのはやめて欲しいのです・・

短い間でも特別な子どもを授かり、喜びを与えられたことを神に感謝し、
いつの日か、あなたが役目を終えた時に、

またあの子に会えるということを覚えていて欲しいのです

(本文より)


今まで、死は体の弱い人や、お年寄りしか縁のないものだと思っていた。
だからわたしには瞬が亡くなった理由がわからなかった・・。
泣いて泣いても、答えなんて出ないと思う。

だけど、私はお腹で瞬を育て、家族で瞬の誕生を心から喜び、愛情かけて育ててきた
たった5ヶ月・・と思うときもある。
だけど、5ヶ月間も瞬のママになれた
この5ヶ月間の幸せな気持ちは他に無い極上の幸せだった思い出もたくさんある!

神様が私に与えてくれたのは、息子の死という悲しみではなく、


瞬という可愛い特別な赤ちゃんを授け、
共に生きる時間・いとおしいと思う気持ちを与えてくれたんだと思う・・



だから、少しづつ・・前に進まなきゃっ



            ~過去ブログより~  



この気持ちに早くなりたい・・・。




きっとまた瞬に会える・・

瞬を亡くしてもう4年がたとうとしてます。

生きていたら4歳と3ヶ月の幼稚園児です。


瞬くん


しばらくの間、書けなかった自分の気持ちあせる

離婚して、子供と4人の生活が始まり、新たな人生を歩みだしました!!


これからも前みたいに今の気持ちを綴っていこうと思います。



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