「書は人なり」
書道の世界では、よく耳にする言葉です。

書かれた文字に、書いた人の性格や人柄が表れるということ。

確かにそうかもしれないなと思うことがよくあります。

真面目できちんとした人が、少し角ばった几帳面な字を書かれたり、

どこか落ち着きのなく、せっかちな人が、流れるような字を書いたり。

とても恰幅のいい紳士が、なんだか小さい字を書かれているのを見ると、本当は気の小さい方なのでは?と感じたりします。

また、優しい人が、乱雑な字を書くのを見たことがありません。優しい人は、やはり優しい温かい字を書かれます。

では、字が変われば、人柄は変わるのでしょうか?

そこにも書の力があるのだと、お子さんたちを通して感じることがよくあります。

最近字のバランスが、とてもよくなったな~と感心していると、気持ちや態度まで落ち着いてきたり、

筆圧がしっかりしてきたなと思うと、自信までついてきたように感じたり、

中心線がすっきり通るようになると、集中力も高まるようになっていたり。

書は人を変えますね、きっと。

そして、自己反省です。
書は小手先だけでは駄目ですね。
もっともっと内面の修行を重ねなくては❗


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