『要約』 新・魔法のコンパス
第一章 お金
お金は他者に提供した「価値」の対価。
お金に対する教育を受けて来なかった我々は、お金を労働や我慢の対価だと勘違いしている。しかしお金の対価の本質は「価値」にある。
満腹の人にとってのおにぎりと、空腹の人にとってのおにぎりでは、必要性(価値)が大きく変わってくるように、いくら労働量や我慢を費やしてもそれが必要とされなければ価値は生まれない。山の上で売っている缶ジュースが高い理由も同じ。
お金を稼ぐことはみんなの富を増やすこと。
何も無いところからお金を稼ぐ場合、モノを作ったりサービスを提供したりするわけだが、そのモノやサービスでお金を稼ぐことができたのなら、その金額に見合うモノをこの世に生み出したということなので単純計算で全体の資産を倍にしたということになる。
よって、お金を稼ぐという行為は他人からお金を奪う行為ではなくみんなの富を増やす行為になる。これもお金に対する教育不足により勘違いしてる人が多いように感じる。
個人の収入増加の方法は希少価値をあげること。
収入の高い人と低い人の違いは、労働量でもなく技術力でもなく「希少価値」である。
希少価値を上げるとは単純に「100人に1人」の人材から「100万人に1人」の人材になるということなので、その為には職業を掛け合わせることが必要である。1万時間の法則というものがあり1つの分野に1万時間を費やせば100人に1人の人材になれるという法則だが、これを多分野で考えると相乗効果が見込めるため。1つの分野に時間を費やし極めるよりも効率よく自分の希少価値を高めることができる。
そして、その分野同士の距離が離れていた方が掛け合わせたときに重宝される可能性が高い。
やりたいことに時間とお金をつぎ込む為には「複業家」になるべき。
自分の好きなこと、分野に納得いくまで時間やお金を掛けて質を高めたい際に、収入源がその職業に限られていると、自由に時間をコントロールすることが難しく、十分にやりたい事に時間やお金を費やすことが出来ない。
例えば、作家を専業としている場合、締め切りがあるため作品に費やすことの出来る時間が限られるが、他に収入源がある場合、時間をかけたいだけかけて作品を作ることが出来るので、専業作家のセンスや経験を上回ることが可能になってくる。
