将棋で
相手が 新型コロナウイルスだとして、将棋で対コロナウイルス戦を例えてみるよ。ワクチンや特効薬は「飛車」、病院や医師・看護師なんかの医療資源は、「角」といったところか。じゃあ飲食店の時短要請と休業補償ってなんだろうか?緊急事態宣言 ってほんと、なんだろうね。たぶんね。ちょっと不安の美濃囲い。いろいろな変化はあっても、自陣を守るためのもので、実は攻撃の戦法じゃない。だからね、これで勝てるのだろうかと、心配なのです。勝つならば、やっぱり「飛車角」欲しいよね。(追記)変異したっていうのは何だろう?それはね、こちらの陣地に相手の歩が入って、「と金」になったってこと。それなら、ロックダウンとか感染者強制隔離ってなんだろう?たぶん、この将棋の一戦をやらないでおこうってことさ。戦うのは無理だからってね。*いまニュージーランドでは、皆がマスクをせず街を歩き、50,000人規模のコンサートが行われているという。 正直、うらやましい。同じ島国なのにこうも違うのはショック。 わずか3人の感染者が出ただけで街をロックダウンをしてたジャシンダ・アーダーン首相は、国民の一部から批判されたこともある。 けれど、いまでは国民から羨望と尊敬の念で見られて、世界中からも注目されている時のトップリーダーだ。 日本では、国内製薬会社自体が医療訴訟を恐れていることは早くから知れていたから、早期に国産ワクチンを製造することができないのは多くの見識者にはわかっていたようだ。 だからワクチン政策をとるなら、アメリカやイギリスの製薬会社とできるだけ早く契約しておく必要があった。でも本格的に動くのはだいぶ遅かった。それでも、ワクチンの副作用(敢えてこう呼ぶ)が怖かったからなのだから、ある程度遅れるのは仕方がないともいえる。 だから安全なワクチンを確保できることが前提条件にならないというのなら、医療資源を増やしておくか、ロックダウンや感染者強制隔離政策しか手がないのが本当のところだったのだけれど、それもしなかった。前者は第1・2波がたいしたことはなかったからで、後者は国民から批判されるのを恐れて。 各都道府県が今後必要になる病床や医療資源なんて、逐次データ入力したスーパーコンピューターやAIを使えばすぐ予測できるはずなんだけど、政府からそんな発表はコロナ騒ぎが1年たった今でも何も出てこない。 ニュージーランドがロックダウンしてるとき、日本はGOTO何某。 だいぶ話の形はちがうけど、まるでリアルな「ありとキリギリス」。