息子に教えられた、諦めない気持ち☆
久しぶりの更新です
今日は子どもたちの園の運動会の予定日でした
しかし、コロナのために親は不参加となり、更に台風で延期なりました。
せっかく休みを取ったのに予定もなくなり、家でのんびり過ごしてます。
年長の息子にとっては、園生活の集大成となる運動会や遠足、発表会など大きなイベントが続く季節になりました
ついでに、今月は就学前健診もあったりして、いよいよ小学生が近づいてきたなぁと実感します。
ランドセルも先月届きました!!
今の園は、同市内ではあるものの学区外なので、おそらく同じ小学校に入る子はいないんじゃないかと思われます。
そういう意味でも、残りわずかの期間を大切に過ごしたいなぁと思います。
夏休みが明けた9月から運動会の練習がスタートしました。
練習の時から息子は毎年とってもはりきっています。
なぜなら、息子はかけっこが得意なんです!
今までの運動会も毎回一位でゴールしてました。
まぁ、ただ数人ずつ走った中の一位なので、その数人の中でたまたま息子が速かっただけなのかもしれませんが。
ただ、今年はクラスごちゃまぜでタイムを測った上でグループ編成したそうで、息子は学年でトップスラスに速い子たちのグループになりました。
既にスポーツやっててずば抜けて運動神経が良い子もいたりするので、今年はビリにならなければ良いかなぁくらいで思っていました。
運動会の練習があった日は、今日は○位だったよ〜と必ず報告してくれる息子ですが、練習が始まって一週間くらいした頃からあまり話さなくなりました。
こちらから聞くと「ビリだった」と。
そんな日が数日続き、話をよく聞くと膝が痛くて全力で走れないと。
明らかに気を落としていて、運動会がもう楽しみじゃないとまで漏らしていたので、すぐに整形外科を受診しました。
結果、骨には異常がないけれど練習による負担の影響で筋肉に炎症が起こってるのではないかと、一週間の運動禁止令がでました。
運動会の練習をただ見学するしかなくて、息子にとっては長かっただろうなぁ。
なんとかその一週間を乗り越えても、まだ息子は痛いと言っていましたが、受診の結果少しずつ運動をやっていいとのことでした。
もしかしたら、精神的に痛みに敏感になってるのもあるかもしれないと、こちらからは敢えて「痛い」というワードを出さずに気をそらす作戦に出たところ、徐々に気にせず走ったりするようになりました。
また、運動会の練習にも参加し始めました。
息子が自分から話してくるまでは、こちらからは「練習どうだった?」とか「痛くなかった?」とかあれこれ聞かないようにして、また運動会が楽しみになってくれたらいいなぁと思いながら過ごしていました。
数日後、
「今日は4位(6人中)だったよ!」と。
「おぉー良かったね!そのメンバーで4位はすごいよ!」
「明日は3位になる!」
そんな会話をしたと思います。
息子はきっと心のなかでは一位を目指してるんだろうけど、それより痛みなく思い切り走れたことが何よりと親心的には思いました。
3位になると言った翌日には本当に3位に
1位、2位の子たちはダントツに早いから、3位になれば十分と思っていたけど、一日一段ずつ上を目指す息子。
翌日には2位に。
更に、翌々日にはついに1位に。
まだ、本番は先なのに
「おめでとう!」
と思わず言ってしまいそうでした。
そして、子供ってすごいなと思いました。
大人は色々知って先入観もあり、無理めな目標は立てなかったり、諦めたりしてしまいがちだけど、
子供は素直で
こうなりたいと思ったらまっすぐにそこを目指そうとするんだなと。
そして、我が子ながら、その有言実行できるパワーがすごいなと。
臆病で慎重派な面もある息子だけど、得意なことがあるって、それだけで自信になるんだなと感じた出来事でした。
かけっこに対する情熱が強過ぎるあまり、新しいスニーカー買うにも、どれが一番速く走れるのかと何件も靴屋を回り、色んな靴を何度も何度も試し履きして、数時間かけてようやく決めるくらいこだわりのある息子です。
育児は改めて子供に教えてもらうことばかりです。