2016/03/10 journal
■タイトル:
苦しみによって神を呪う人びともいる。自分の中にもその人びとの要素は入っている。気をつけよ
■聖書箇所:
黙示録16章11節
そして、その苦しみと、はれものとのゆえに、天の神に対してけがしごとを言い、自分の行いを悔い改めようとしなかった。
神の激しい怒りの7つの鉢が地上にぶちまけられる。
第一の鉢はひどい悪性の腫物、
第二の鉢は海を血にした。
第三の鉢で川の水が血になり、
第四の鉢は太陽で人々は焼かれた。
第五の鉢は獣の国が暗くなり人々は苦しみのあまり舌を噛む。
第六の鉢はハルマゲドンに王たちを呼び寄せる悪霊が働き、
第七の鉢で大地震と大きな雹によって王と軍勢は滅ぼされる。
この11節は第五の鉢による裁きのあとの、
獣を拝む人びとの反応である。
なんと「さばき」の後、
人びとは悔い改めるどころか、
神に対してけがしごとを言ったのである。
これは驚くべきことだ。
彼らは地上の物質的祝福によっても神に向かなかった。
逆に地上における苦しみによっても神に向かない。
正しい人びとは祝福によって神に向き、
苦しみによっても神に向く。
状況は信仰とは全く関係がない、
ということがよくわかる。
苦しみによって神から離れる人がいる一方、
苦しみによって神に近づく人がいる。
逆に祝福によっても神を軽視する人がいるし、
祝福に感謝と礼拝をもって応答する人がいる。
神の裁きの後でなお、
神を呪う人を見て驚くが、
私もまた同じ人間なので、
不遜な要素を自分の中に持つ。
自分を恐れよう。
祝福によって神を軽視しないように。
苦しみによって神を呪わないように。
主よどうか、私の罪から私を救ってください。