丸福西荻 060213午後 (^O^)/
私のラーメン食べ歩きの原点のひとつである「丸福」の支店に訪れた。荻窪駅前の青梅街道沿いの店は、去年閉店したのだが、家賃滞納で強制退去させられたというのは本当だろうか?去年その噂を知り、荻窪北口駅前通商店街内の通称「裏 丸福」に食べに行ったが、どうして青梅街道沿いの店を閉店したのか店員に聞いてみたが、その時、事の真意はわからなかった。
さて、「丸福 西荻店」に初めて訪れた。駅前の車も通れないほどの狭い道幅に飲食店が軒を連ねる昔ながらの商店街に、その店は違和感なく佇む。店内は小ぢんまりした、カウンターだけの店。(2階はテーブル席があるらしい)まず内装の工夫をほとんどしていない、昭和のラーメン屋だ。そんな「ラーメンは中身がよけりゃいいんだよ!」という「丸福」らしさに、思わずニヤッとしてしまう。
玉子そばを注文。懐かしい、東京ラーメン。味玉を生まれて初めて食べたのがこの店だった。30年近く前の、あの衝撃体験を思い出す。コクはそれほどないが、出しゃばらない醤油味のスープ。もやしと挽肉の絶妙なコンビネーション。麺もそこそこ。まだまだ旨い店のひとつとだ。残念なのは若い店員が仕切っていて、あの偏屈親父の姿がなかったこと。元気なのだろうか…。