好来 060226午後 (^O^)/
熊本ラーメンの雄「好来」。この店は東京でも、渋谷、お台場などに支店があるが、「立川ラーメンスクエア」は3月いっぱいで卒業ということを知り、立ち寄った。
熊本の本店はあの「なんつっ亭」の店主、古谷氏が修行した店。その原点である”マー油”の秘密を覗きたいと、味わった。
運ばれてきた器から真っ黒で、黒に拘っている。店員着ているTシャツも当然黒だ。ラーメンのルックスは期待を持たせる。ビジュアルのインパクトは強い。
さてスープを一口啜る。マー油が豚骨にどう化学変化を与えるのか期待したのだが、こってりを注文したのにも関わらず、すっきり飲みやすい。かなりのコクがあると思っていたのだが、アテが外れた。マー油とは、ニンニクをラードで揚げるものだが、「なんつっ亭」と工程が違うのか、風味、アクセントなどが弱い。麺は細麺ストレート。これはかなりいい麺である。チャーシューもまあまあ。後半、スープの変化を期待して、ニンニクを一片つぶして入れたが、この方がワイルドさが増す。ジャンクなものを求めていただけに、肩透かしを食らった感じ。まあ、旨いラーメンであることは確かだ。十分合格点である。
まあ、今度熊本の本店で食べたいな。
しかし古谷氏は「好来」から、どう味を進化させたのだろう…。今度またそれを確かめに行かなくては…。