逗子葉山から横須賀に至る山域・通称三浦アルプスでは、補という珍しい蔓性の樹木が見られます。見られるのは中尾根の南中峠付近と乳頭山付近、北尾根、畠山に向かう尾根筋です。
花は葉腋から1個ずつ吊り下げるように咲き、白色から黃色に変色します。
花弁は五列し、咲き始めは平開しますが、徐々にウシロに反り返ります
雄しべは五本で雌しべに合着するようについています
花の直径1.5cm程
個性的なかた地をしています。
番衆に赤い実が見られます
太平洋側では、千葉以西、日本海側では福井以西の本州、九州、沖縄の石灰岩質の山地に稀に生えます。名前の由来は滅多に見られない樹木なので伝説の山・蓬莱山に因んだ事から。
数年前から葉山エリアでは自生を確認していましたが今回横須賀の畠山に向かうルートにも新たに発見しました。は竹山の尾根道のほうが大きな個体が見られます。乳頭山三丁目付近の者は新たに更新したものが多く見られます。
うえのは咲き始めのもの。白い蕾の物もあります。
去年は中々赤い実に出会えなかったのですが今年は良く実ると良いですね