国分寺には名水百選の一つ真姿の池湧水群があります。ここ武蔵国分寺の境内にも湧水があり境内は万葉集植物を始め様々な植物が見られ、貴重な物も沢山あります。その内の一つが写真のキョウチクトウ科のチョウジソウです。
薄紫の花が茎先に集まって咲く集散花序
名前の由来は花茎から花がちょっと折れ曲がるようにつく丁字型から因んだようです。
本来は湿地に生える植物ですが、適した湿地の減少により個体数を減らし、現在は準絶滅危惧種にも指定されています。東京や神奈川では野生絶滅し、ここの他に野川公園や自然教育園等人為的に保護されている場所でしかお目に書かれない貴重な植物です。
薄紫の花は清涼感溢れ初夏の陽気にピッタリ
キョウチクトウの仲間なので毒はあります。実はキョウチクトウ科の特徴で二股に別れた細長い棒状のものが秋に実ります。
葉っぱは細長いことは細長いですがちょっと丸みを帯びた長楕円形かな
開花期葉っぱ5月から7月頃とあったので今度は野川公園か自然教育園か行けたら行って見たいと思います