こんにちは、おぱんちゅうさぎです。(本物)





ついに先程
ブログの真の使い方が判明したので報告致します。





なんか昔の面白い話思い出したいなーって思ってさ


僕は人生で最も笑ったのってやっぱり学生の頃だと思うんですよ。

その学生時代のおもしろ思い出話も時間がたつにつれてだんだん忘れてしまう気がして、なんかもったいないなーと思ってたら閃きました。

思い出した話を文章に残しとけばいいじゃんと。

この前の柔道話もそうだけど思い出した時に記録します。

これが俺の真のブログの使い方だ!!!







いい感じのオチがあるやつ思い出したので中学時代の小エピ書き記します。







〜パンプと呼ばれた男〜






俺のいた中学は面白い奴が多かった。
さらにいじられキャラの人材も揃っていてかなりヤバい環境だった。

特に中学生の時なんて何でもありの時期だしそれも相まってなんか色々凄かったんだけど。

で今回のパンプは面白いやつというよりはいじられキャラでめっちゃいい奴。

どれくらい良いやつかと言うと、

担任の先生がクラス全員に配ってくれた高校受験合格祈願鉛筆✏️があったんだけど、
それを理科の時間にパンプから借りて無言でガスバーナーで燃やしてたらえげつない煙が出てしまい、かなりの大問題になりかけた時がありました。

そんな時、

「これ自分で燃やした事にしてくんね?」

の一言で 担任からもらった合格祈願鉛筆をガスバーナーで燃やすサイコパス を肩代わりしてくれるくらい心の広いやつだった。(これもういじめじゃね?)

他にも
廊下で始業のチャイムなると同時にみんなが走り出す中、両足にももかん入れて這いつくばりながら教室に入り遅刻しても先生には決して仲間を売らない等、彼の漢気に満ちたエピソードは沢山あります。

一見いじめてる様に見えて学校外でも遊んだりしてて普通に友達です。


そんなこんなで卒業式の日
中学生活楽しかった分もう終わっちゃうのが嫌だったしめっちゃ泣いた、みんなもびっくりするくらい泣きまくってて卒業ってこんななんだと感動しました。

最後校庭で色んな奴と話してて
これちょっと恥ずかしい話なんだけど、仲良い人でワンピースの腕に✖️印つけるやつやって写真とろーぜっていかにも中3男子っぽい事になって
仲良かった人と付けてたんだけど、そこに居合わせたパンプくん、当たり前の様に自分の腕に✖︎書こうとしたら、周りに本気のガチ拒否されてて

え?みたいな顔見た時に

俺もうこれ校庭で転がりながら笑ってしまってですね。
卒業の時にやる仕打ちか?とかもう会えない可能性ある友達にここまでするか?とか考え出したら面白過ぎて。


挙げ句の果てに
「お前これがネタだと思って最終的には✖︎付けれると思ってんだろ。付けたら殺すから。」

とか追い討ちくらっててしばらく校庭転がってたの今でも覚えてるわ

最初はパンプも
「えー!?卒業なのに?!」とかリアクション芸人みたいな事やってたけど
マジで付けさせてもらえない事を察して一回どっか行ったんですよ。

なんかかわいそうだなと思ってたら

しばらくしたら戻って来て

家庭科の授業で作ったアザラシ?を見せびらかせて来た。
優秀作品に選ばれたアザラシだったらしく

「おい、お前らの作品見せてみろよ優秀作品に選ばれた俺はお前らとは才能が違うんだよぉ」とか謎の煽りをして来て まぁ全員フルシカトしてたんだけど

あまりにも長い事やってきたからそろそろウゼェなって思ってたら

なんと



たまたま通った釈迦坊主が登場

「おっ!何これみして!」とパンプのアザラシを奪い取って渾身の力で引きちぎりアザラシの中のビーズが全て弾け飛ぶという理不尽な出来事が起きてしまう。

さっきまであんなに調子に乗ってたパンプも目の前で花火の様に爆発したアザラシを見て
手を伸ばしながら「あぁぁぁーー!!!あぁぁぁーー!!!俺のアザラシがぁ!!!!」
とか言っててガチ死にました



卒業って本当に残酷。




まぁこんな感じで激アツ釈迦坊主登場回でした。
パンプ以外は最高の卒業式だったと思う。




でもまだオチじゃないぜ








5年後、






中学のクラス会が行われました。


久しぶりに会う人が多くて、結構みんな変わってたが

1番変わってたのがあのパンプ


小さい体格だったパンプはギャグみたいにデカくなっており、185センチ90キロの恵体にメガ進化していた。


一同 
デカ過ぎんだろ、、、こっわ、、、
俺ら殺られるんじゃね??
となってビビり散らかしていた

でもなんだかんだ仲良かったから平気だろと思ってた



そしてパンプが発した第一声



俺らを見下ろしながら





「お前らアザラシの事忘れてねえよな?」