本記事では、「みんなのゴルフ（みんなのGOLF）」に登場する、
裏VSモード（通称）の歴史をたどります。
「カー●ィ」で言うエクストラモード、
「ポ●モン」で言う強化版四天王などといったところか…
要するに「二周目」である。
みんなのゴルフ2
以下、みんゴル２ベイダー撃破後の終了画面より…
「今回はやけに簡単だと思ったあなた！
もう一度VSモードをチェックしてみるべし！」
その後、「みんゴル２」は、ショットのAIが大幅に強化された
裏VSモードが出現。裏クミ～裏ベイダーまでが対戦相手となる。
このキャラは色違いの服を着ている。
終盤の３人は特に手ごわい。１面の「しおさいカントリー」だと裏ベイダーは
体感で-21相当を叩き出すし、裏レイラもギア（ピンホール系）で
コントロールを最大限にしているため、彼女の苦手なバンカーも多い
スコーピオンバレーでも決して大幅に弱くなる、といった例はほぼないのである。
何故なら正確な打ち筋であり、バンカーをほぼ確実に回避してくる。
みんなのゴルフ3
VSモードで闇ゴルファー四天王グロリアら４人とチャンピオンのローズに
勝つと現れる。「みんゴル２」同様、相手のAIが強化されている。
さらに、さくら山温泉など序盤ステージではシャークあたり、四天王以降は
ほぼロングチップインを仕掛けてくる。
バグパイプクラシックやユナイテッドフォレストなど難しいコースを選べば
相手のロングチップインは減るが、決してゼロではないのである。
特に有名なのが、「１打目でOBなどに入れても、リトライからの３打目で
確実に入れてくる」など。さくら山温泉ならば、最後に戦う裏ローズは
かなりの強敵だ。
みんなのゴルフ4（正式名 VSハードモード）
「みんゴル２・３」では各作品のラスボスに勝たないと裏VSは
現れなかったが、「４」ではノーマルモード（表）のライバルキャラに
「快勝」以上でゲームを終えると裏VSに相当するハードモードが出現する。
ハードモードではコスプレ服を着たライバルキャラが相手となる。
難易度１のステージ（さくら山温泉・ノーザンフォックス・富士桜カントリー）
での裏ベイダーや裏Zは前作の裏ローズなどと同等の手強さを誇る。
（実際、敵の裏Zがさくら山温泉での対戦時、13番ホールでホールインワンを
３連発されたこともある）
特に、富士桜カントリーは「打ち上げのパー５」が難関なので
かなり手ごわく感じる。勝つのに苦しいのなら、難易度６や７のステージで
対戦するのも手。
みんなのゴルフ6（正式名 VS2）
ポータブル１・２やみんゴル５には無かった、裏VSモードが、
「６」で復活を遂げた。この作品ではチャレンジモードの中にVSモードが
ボス戦として組み込まれているが、王冠条件を達成して集めていくと
裏キャラ相当のVS2キャラが登場。コスプレ衣装を着ている。
PS Vita版とPS3版ではチャレンジモードのステージ編成が異なっている為、
Vita版ではチャレンジモードのレベル１ボスがカレンだが、
PS3版のチャレンジモードのレベル１ボスはナルとなる。
もちろん、手ごわいことには変わりはなく、PS3版の初っ端の裏ナルは
グリーンエッジやフェアウェイからのチップインバーディーを得意としており、
裏VSに多い特殊ルール「ポイント即決」のせいで負けることも多い。
本当の最終戦であるレベル７ボスの裏アイザックは同作最終面の
レガシーリンクスで戦うこともありかなり手ごわく、
王冠を43個（ほぼ全て）集めないと対戦できない。
Newみんなのゴルフ（正式名 リベンジVS）
チャレンジモードがレベル７（エンディング後）に到達すると、
日別でコスプレ衣装を着たライバルキャラが出現。これが裏キャラ相当の
「リベンジVSマッチ」である。
イーグルシティなど序盤コースだと例のごとくロングチップインを
仕掛けてくることもある。
…しかし、この「リベンジVS」は不満点も多い。１日１回しか対戦できない為、
一部ファンからは「リベンジを回数制限にしたのは悪手だろ、裏キャラ倒すのが
オフのやり込み要素なのに」という厳しい言葉も。
筆者わたくしも同意見。みんゴル４のように、何度でも対戦できるように
してほしかった感が否めない。
以上ここまで振り返ってきたが、
実はみんゴル１（元祖みんゴル）のVSモードは、裏キャラはいないものの、
終盤のふたり（ジュリオと、ラスボスのアイスマン）は非常に手ごわい。
ミスショットが少なく、ほぼ正確な打ち筋である。
グリーンカントリーで15～18アンダーぐらいは取れないと彼らに勝つのは困難。
最近のゲームって割と親切に出来ているが、Newみんなのゴルフでも、
何度でも対戦できるようにしてほしかったなぁ。
最後までの読了、誠にありがとうございました。
これを見て懐かしいな、って思って下さったら嬉しいです。