当記事ではコースが創れるゴルフゲーム「The Golf Club」から、

現行作「ゴルフPGAツアー2K23」までの5作を紹介する。

 

このゲームシリーズの特徴として、自作したコースは18ホール完成したら

オンラインに投稿が出来るようになるのだ。つまり、他者が設計した

コースを遊ぶもよし、自作したコースを自分で攻略するのも面白い。

 

しかも「The Golf Club 2」以降は自作したコースは前作からインポートし、

リミックスもできて再投稿が出来る。

 

それでは歴史を振り返ってみる。

 

●The Golf Club(2014年)

カナダのHB Studioが設計したゲームであり、みんゴルにもマリオゴルフにもない、

コースエディットモード(コースデザイナーモード)があるゴルフゲームとして、

第1作「The Golf Club」がPS4ソフトなどでリリースされた。

ただし全編英語であるうえ、ティー位置やカップ位置はそれぞれ

ひとつずつとなっている。開発会社公式が創ったコースもある。

 

スティックを下げ→上げる行為でショットをするが、

パワー調整の難易度の観点から、ショット難易度は高い。

みんゴル・マリゴルのようなボタン3回押しショットはない。

ちなみにしゅんY12は本シリーズを「ザゴル」と略している。

 

●The Golf Club 2(2016年)

日本国内では「Newみんなのゴルフ」が出ようか、というころに出た第2作。

まだ全編英語だが、滝やティー位置の複数配置、ピン位置の複数配置が

可能になった。ただし、コースの設計中にアプリケーションエラーが

出やすいのでこまめなセーブを推奨。

 

●The Golf Club 2019(2018年)

ザゴル第3作目。日本ではNewみんゴルが発売している最中に出た。

この作品もやはり全編英語だ。しかし、この作品からPGAツアーの大会が

導入されており、キャリアアップをすることが出来るようになる。

コースエディットモードも続投されている。ただし、コースの設計中に

アプリケーションエラーが出やすいのはまだである。

 

●ゴルフPGAツアー2K21(2020年)

ザゴルシリーズ4作目にして初の日本語化タイトルとなる。

ジャスティントーマスがパッケージに描かれている。

テイクツー(2Kジャパン)から発売となり、Switch版も発売された。

実在ゴルフギアなども多数登場している。

 

しかし、Switch版ではコースエディットモードをやっても、

容量があまりに大きい為か、エラーを起こしまくってしまうので事実上

コースが投稿できない事態に陥る。

 

PS4版などなら問題はないが、やはり設計中にエラーを起こすこともある。

 

ゲームの難易度(キャリアモード)やショット難易度が5段階に分かれ、

ショットの難易度も若干改善され、スティックを手前に引くとマーカーが

左に動き出し、的確な速さでスティックを直角に上げればナイスなショット

となる。

 

●ゴルフPGAツアー2K23(2022年)

タイガーウッズがパッケージに描かれている。

PS4版・PS5版が両機種同時発売。Switch版は前作の反省なのか発売ならず。

本作ではキャラクタ育成・クラブのフィッティングなどにより

飛距離のインフレが凄くなっており、350y飛ばすプレイヤーも存在する。

 

ショットシステムは「3クリックスイング」が新たに追加。

PS4版の場合は1回目の○ボタンを押し続けてパワーを溜める。

するとサークルの右側からカーソルが動き出し、サークルの上側で2回目を

押す。さらにサークルの下側で3回目を押せばジャストインパクト。

なのでみんゴルやマリゴルの3回押しに比べると難しいが慣れれば

まあまあ何とかなる感じか。

 

コースエディットモードでは上述どおり350y飛ばすプレイヤーも居るので、

コースの距離は長めに作っておくべき。

アップデートにより2K公式コースや実在のコース(ペブルビーチ

ゴルフリンクスやパインハーストNo.2など)も登場している。

またアップデートによりコースエディット素材が増えているのも嬉しい。

 

●終わりに…

しゅんY12自身もみんゴルをやり込んだ事などによりコース設計思想が

脳内に湧くようになり、このシリーズで累計150以上ものコースを設計した。

どんだけ俺はゴルフコース設計が好きなんだ…(笑)

しかし楽しいことだからもっと極めんとな…。