小豆井戸〜豆子の日常〜 -22ページ目

小豆井戸〜豆子の日常〜

へっぽこアラフィフ女の日々の生活と波瀾万丈だった過去の記憶

1980年代に私は生まれた。



父は仕事が忙しく、

母は専業主婦、

2つ上には姉がいる。



そんなごくごくありふれた一家。

そのはずだった。



1番古い記憶は

私が1〜2歳の間に半年だけ通った保育園。



その保育園はなぜか

手洗い場に無数の亀がいて、

子ども達が手を洗うと

首を伸ばして必死で水に向かってくる。

それがすごく怖かった。

先生にコワイと言っても、

洗いなさいと怒られる。

母親に

コワイから行きたくないと泣きながら伝えても、

聞いてもらえない。

そんな半年だった。


先生達が使う手洗い場には亀おらんかった。

まじでそっちが羨ましくて仕方なかった。

亀、レモン石鹸にまみれてた。

日曜日とか連休とか、

水なくて苦しかったんじゃないかな。



父は仕事も忙しかったが、

趣味にも生きる人だった。

家庭菜園や、

卵を産んでもらうための鶏がいる。

私はそんな環境で物心ついた。