宅建に限った話ではないでしょうが、試験合格にあたっては勉強スケジュールの策定が不可欠です。もし私が再度、宅建試験合格に向けて勉強するならば、以下の通りの計画で勉強すると思います。

 

★勉強開始時期  3月から

 勉強開始時期についてですが、仕事をしていて週末しかまとまった勉強時間を確保できない人等は、半年程度前から勉強すべきでしょう。学生等、ある程度勉強時間を確保できる人は、3か月程度前から勉強を開始しても間に合うかもしれません。私は、アプリを使って勉強時間を管理していましたが、合格までの勉強時間は294時間でした。平日1時間勉強できる日が週3日、週末は土日で4時間程度づつ勉強って感じでした。

 

★3月~4月

 宅建業法。はじめの勉強は宅建業法から勉強すべきです。市販の参考書等によっては、権利関係から勉強するような作りになっているものも多いですが、宅建試験の核となり得点源となる宅建業法から勉強を始めるのが良いでしょう。インプット→アウトプットの繰り返しで、すべての範囲を理解することを目標にしましょう。

 

★4月~5月

 法令上の制限。宅建業法よりもイメージがしづらい科目です。範囲は宅建業法よりも狭いですが、インプットに宅建業法よりも時間がかかるかもしれません。ここでつまづいて宅建試験をあきらめる人が多いかも。理解しやすい農地法や宅造法を先に勉強し、時間がかかる土地計画法と建築基準法に多くの勉強時間を費やしたいところです。

 

★6月~7月

 権利関係。難しいところもかなりあるため、勉強するところを絞りましょう。私が勉強したところは前の権利関係の勉強法で述べたところです。正直あそこの範囲を繰り返し勉強した方が、広く勉強して知識が曖昧になるより良いと思います。

 

★8月~9月

 今までの勉強範囲をまんべんなく勉強。9月からは税その他の勉強を開始。このころになると、何回読んでも頭に入ってこない分野がはっきりしてくると思います。そこを重点的に勉強しつつ、9月からは機械的に税その他の暗記をしていけばよいでしょう。

 加えて、8月末くらいからは過去問始めたいです。私は毎週末に1年分を模試感覚で解いていました。50問を2時間で解く練習をこのあたりから始めたいところです。

 

★10月

 試験日までは、アウトプットのみで良いかと。参考書等は、間違えたところや問題を解いていてあやふやであったところの確認だけで良いと思います。できれば、資格予備校等が主催している模試等も1回は受けたいところです。

 

 

 以上が私の考えるスケジュールですが、結局は人によってだと思います。