今日はちょっと前に読んだ、「陰日向に咲く 著者:劇団ひとり」を紹介する。


きっかけは、TVで太田光が「この本を直木賞にしなかったら日本の文学会はホントに終わっている!」と絶賛していたからだ。ふとバイト休憩の傍らそのことを思い出した僕は、本屋に立ち寄って見た。そしたらもうこれぞ“店頭”というところに、その本はあった。そそくさとその本をレジに持っていき、そそくさとドトールに向かった。


とりあえず、面白かったなぁ。この面白さはアンタッチャブルと古畑任三朗(漢字あってる?)と桜、つまりアフラ的(それぞれの文字を一個取ったのね)な面白さがつまっている。まぁ用は、声を出して笑えたりもするし、引き込まれる面白さもあるし、感慨深い描写もあったってことね。ちょっと桜的な面白さが少なかったかなーとは感じたけど。

でも、文の構成は素人目でも「うまいなー」って感じた。これから見たい人もいるだろうから内容については書かないけど、短編集のようでそれぞれが密接に関わりあっていた。まるでキングスライムのように、いやドラクエⅣのように、いや味好みのようでもあった。各々の異なったキャラクターが交じり合うことによって、物語が重みや深さを増し、一つのメロディーを生み出していた。そうだ、オーケストラだ。劇団ひとりは指揮者だったわけだ。なかなかやるなぁ。

しかしそのオーケストラ一派も、最後の1節、J-Popで言えば3サビがいまいちだった。僕の中で矛盾が生まれた。1サビで「僕はドラえもん」と歌い、3サビで「コロッケが食べたい」と歌っているようなもんだ。コロッケはコロ助のものだ。あなたはドラ焼きなのではなかったのですか?そう言い返したくなる3サビだった。

あと、ところどころ文に稚拙さを感じた。オーケストラにリコーダーは不具合だったわけだ。でもそれは文のうまさから生まれるサビ、ライオンズ和田選手のへアースタイルみたいなもんだ。


僕の読書力でも3時間くらいで読めたから、簡単な本なわけだけど、その3時間、僕はずっと引き込まれていた気がする。どんな音もしない、するなら小説で降る雨の音ぐらい、それだけ求心力のある本です。暇ならあなたも読んでみればー


俊ちゃん満足度

★★★★☆


僕は、本をあんま読まない。この1年間でも2冊ぐらいだ。まぁだからってこれから無理して読むよってな感じでもなくて、暇があったら、本でもたまには読もうかなと思ってるくらいなんだけど、どうせたまに読むなら、ここに感想でも書き残してとくのもいいかなと思ってブログを一新したわけです。まぁ、更新頻度は一ヶ月に一回くらいだろうけど、暇な時は覗いてね。まぁ、読書素人の僕が書く感想ですから、拙いもんだろうけど、好き勝手書かせてもらいますー。