失敗して物をダメにする事を「おしゃかになる」と言いますが、これは灌仏会(かんぶつえ)に因むものなのだそうだ。江戸の鍛冶職人の隠語として、あぶり過ぎて鈍ってダメにしてしまった金物に対して、江戸っ子訛りで

 

「しがつよかった(火が強かった)」
「四月八日だ」
・・・空耳アワーかっ!

 

そんな風にして、お釈迦さまの誕生日という繋がりで「おしゃかになる」が、伝わったと言われています。ゴータマ・シッダッタの生誕を祝う。