情報が少なく事実かどうかわからない中にも、自分の欲しいものを見ようとするというのが人間の脳のメカニズムなのです。つまり、大地震についての事実をよく知った上で、検証しなければならないし、安易にマスコミや雑誌の「地震予知」に踊らされてはならないと思うのです。
 


 

 陶器の皿をコンクリート床に落とすと割れますが、壊れて何枚になるか?は誰も予測できません。現象が複雑すぎるのです。どこで、どの角度でぶつかったか、皿の内部構造が均一か、釉の厚み、融け具合などあらゆる要因が絡んでくるのです。このように破壊という現象は複雑で、しかもサンプルごとに大きく異なります。地震予知はこの破壊が原因だから手に負えないのです。

掲載文:安心計画株式会社 山本里美氏のコラムより

 


 

来るぞ!来るぞ!首都直下型地震が来るぞ!と言われていますが・・

 地震予測は『当たればラッキー!ハズれても誰も被害に合わなかったのだから良かったね』と、いうスタンスで何十年もやってきていますし、これからも変わらないのでしょう。不確かな情報を鵜呑みにして混乱する必要はないということです。

 

でもね

自身や家族を守る為に

最低限必要な物資は揃えておきましょう。ね

 


 

人間この信じやすきもの<迷信・誤信はどうして生まれるか>
T.ギロビッチ 著/守一雄・守秀子 訳

 

 

 人間は誤りやすく信じやすい。前後関係と因果関係を取り違えたり,ランダムデータに規則性を読み取ってしまったり,願望から事実を歪めて解釈したり。誤信迷信のよって来たる由縁を日常生活の数々の実例をもとに明快に整理,人間心理への理解を深める。