あれから一年経ちました。
この頃から亡くなるまでの2ヶ月は、彼自身とってもとっても、心身ともに辛い時間だっただろうなと思います。
何せ、すごい勢いで体が全身癌に蝕まれていったんだから
膀胱への転移がもう少し早く分かれば、腎瘻もしなくても良かったのでは?
ドセキタキセルへ早く移行できたのでは?
それが、たとえ少しの延命にしかならなくても、最期まで観たくてしょうがなかった、サザンオールスターズの50周年ライブは観られたのでは?
いろんな「たられば」と、病院への不信不満は今も残りますが、もう、何を言っても彼は戻らない。
今でも、仕事が終わって会社のビルを出ると、思わず左側の道路に白い車を探す。
間違えて彼の車が迎えに来てくれてないかなって。
いるわけないのに·····
来るわけないLINEも、いまだに見てしまう
辛い 悲しい
忘れることなんかできない