こんにちは。
今年は梅雨が明けるのが遅く、
残暑はあるかもしれませんが、
夏は短く終わるのかなぁと感じてます。
僕にとっての2019年の夏は、
もはや亜熱帯気候と言ってもいいぐらいとなってしまった日本は、
色々と新たなことに向き合っていかなければならなくなってしまったなと、
強く感じた夏となりました。
さて、
表題にあげた教養という言葉。
ここ最近、
本当に教養という言葉の意味が分からなくなっています。
昔、
子供の頃の僕は、
教養ある人間が、
国や、地域や、市や、町のリーダーとなり、
その場所を守り、次の時代へ“良いかたち”で引き継いでいくものだと、
勝手に思っていました。
学校の先生や、親もまさにそうでした。
ただ、
大人になるにつれ、
そんな人達だけでは無いんだということが、
だんだん見えてきて、
ここ最近はそれが普通にすら思えてきてしまい、
残念な想いをする機会が増えているような気がします。
ここ20年、
僕は色々な社会と関わりながら、
その世界の皆さんのおかげで、
生きてこれました。
繊維業界、アパレル業界、寝装寝具業界、
飲食業界、音楽業界、サッカー界、
スポーツ業界、
色々な形で携わらせて頂き、
学の無い僕なりに、
学び、吸収してきたつもりです。
その中でも、
いろんな尊敬すべき先輩方から学べ、
自分として一番身につけれてよかったと思っていることは、
いろんな場所で人のために何かをしたいという想いが芽生えたことだったり、
環境のために自分が出来ることをしていきたいと想える心を持てるようになったことでした。
僕の中での教養とは、
問題を解決に導く力だと思っています。
教養のある人は、
何らかの問題をしっかりと理解し、把握し、
その問題を解決へ導こうとしている方々だと思っています。
どの社会でも、
今、問題解決の方向へ進むより、
問題をこじらせ、悪化させている人たちが多い気がします。
どんな社会であれ、
どれだけ結果を出そうが、
その世界で名を馳せようが、
自分の思い通りにならないことを当たったり、
自分の私利私欲だけでしか動かなかったり、
弱いものに強く出たり、
自分の立場を利用し押さえつけようとしたり、
そんな人にはリーダーにはなってほしく無いなと。
仲間を敬い、
人として尊重しながら接することができ、
若き後輩や迷っていたり困っている人たちを、
良き方向へ導いてくれる人であり、
問題があるならそこに自ら向き合い、
解決に向けて歩んでくれるリーダーになっていって欲しいと、
心から願っています。
どの社会も、
教養を身につけている人があまりにも少ないんじゃ無いかと感じています。
人の上に立つ人、
人の前を走っている人々には問題を解決する力があるはずです。
問題解決能力を身につけた人達が、
今地球や世界や日本が抱えている問題を、
一つ一つしっかりと解決への方向へ取り組み、
推進力を持って皆を導いていってくれたらと思います。
また、我々も、
人に言ったり、
頼ってばかりではなく、
自ら率先して出来ることを、
出来るかたちで、
取り組んでいく必要があると思います。
出来ることは沢山あります。
この話しは、僕自身は教養を身につけているから、って話しではありません。
なにが言いたいか。
とにかく、
僕自身含め、
もっと大人達皆が教養を身につけるべきだと思います。
ネットなどの情報だけでは何の解決にもなりません。
視座を高め、
足るを知ること。
そして、
自分たちで問題を解決していけるようになっていくこと。
そのために必要な正確な知識を、
自分自身で経験をもって身につけていくこと。
関わっていきながら、
学び、成長していくこと。
大事なのはそこなのかなと。
先日のニュースで、
東京湾のある問題が発表されました。
僕は、
それは日本や東京だけの問題では無いと思いました。
環境の問題です。
でも、
記事はオリンピックがどうとかの話しで終わっています。
興味がない皆さんからしたら、
些細なことかもしれませんが、
気にしてもらいたい問題であり、
事実です。
仕事だけしていたらいい、
サッカーだけしていたらいい、
スポーツだけしていたらいい、
音楽だけしていたらいい、
言われたことだけしていたらいい、
そんな社会なんてないはずです。
2019年の夏も終わります。
経済も、環境も、
混沌とした時代に入ります。
皆、一人一人の力で、
いろいろ抱えている問題が、
大問題になる前に解決の道を築いていければと、
切に願います。
shun
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