航空機事故をはじめ医療、生と死などのノンフィクション作家として活躍する柳田邦男の近刊。
この中で、「孤独の時間」を勧めている。
現代社会はとかく忙しく、ネットなどの情報氾濫でじっくり考える時間がなくなっていると指摘しています。
同感。
孤独の時間というと、ちょっとマイナスイメージのようですが、この人はこう言ってます。
「人は孤独な時こそ悩み、苦しみ、寂寥感にとらわれ、それらを乗り越えるために懸命に考える。孤独なしに、考えるという『心の習慣』は身につかない」
確かに時間に追われていたり、ちゃかちゃか動き回っているときは、何も考えてないなぁ。
というか、考えられない。
そうではなく、じっくり考える時間を持つためには、孤独にならないといけない、ということなんでしょう。
実は、それは私なりに、やってます。
「瞑想」とまではいきませんが、あらゆる雑念を追い払い、1人でじっくり考え込むのです。
すると、今までぶっ飛ばしていたアイデアが突如出てきたり、新しい発想も芽生えるのです。
ですから、1人で考える時間を持つことは大切です。
この本で驚いたのは、「沈黙の春」を書いたレイチェル・カーソンは、ガンと闘いながら原稿を執筆していたことです。それと、幼い頃、自然の中で育った自身の体験が、「沈黙の春」を書かせたという、幼い頃の感性がとても大事だと書いている部分です。
いろいろタメになりました。