2003年くらいかな? | NEiN 舜 オフィシャルブログ「音の凪の向こうに。」Powered by Ameba

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俺がミックスエンジニアとしてちゃんと世に出る物を制作し始めたのは。

昔から録音には興味があって、素人ながらカセットレコーダーになんちゃってドラムマシンや、打ち込み機械を使って、デモを作ったりしてたっけ。
当時はカセットテープに合計4トラックの録音を行うのが宅録では主流。
ハイテクなやつで8トラックってのがあった。

それがパソコンが一般人にも手が届く値段になってからDTMの風が吹き始める(`・ω・´)

それでも俺は頑なにカセットテープ録音→ハードディスクレコーダー(当時の最新レコーダーVS880でも最大容量は1.4GB)という流れをたどっていた。
もちろんJILSの私作曲では名曲と思われるMYDEARやYOUもこうした環境で生まれている。

ちなみにYOUは遥か昔にFor All Next Generationという名前(現存するファズの同曲とは異なる)で作られ、Dir en greyのギター2人をバックメンバーにライブをやったことがあるw
今考えるととてつもなく贅沢だね笑

や、そんなことが言いたかったのではなく、

2003年辺りからJILSは自主の録音システムで制作を始めている。
が、当初俺はパソコンでのDTM経験はあるものの、ほとんど素人。
今思うとよくできたなあ、の、一言。

録音用のパソコンはあったけど、ミキサーやらインターフェースやら、配線やら、ほとんど全部俺と幸也さんでやった訳よ。(まあ、8割くらい俺だけどね)

なぜか最終的なマスタリングは幸也さんが持ってたVS1680という当時は最新のハードディスクレコーダーでやってたというね笑
最終マスターはDATだし…w

初めてのミックス、マスタリングの犠牲者はShelly Trip Realizeという若手バンド。
いくつか彼らの音源を作りつつ、JILSの音源も当たり前のように俺のミックスで作られるようになる。

これでいいのか?

と、思いつつも時は過ぎ、Shelly Trip Realizeのフルアルバムを制作することに。

制作のスケジュールのタイトさもあってか、俺は3日くらい徹夜した。

はずだ。

記憶が曖昧。


制作のあと、福岡に帰るってんで空港までけんたに機材車で送ってもらった覚えがある。


でもね、他の制作でも同じだったけど、それは苦じゃなかったんだよね(`・ω・´)

作業場の端にあるソファで仮眠したり、家に帰っても寝ないでそのまま作業場に戻ったり。
体は悲鳴をあげたりあげなかったりでも、すごく充実してたなーって。

起きたらそのまま作業とかね、
楽しすぎたよ笑

今やれって言われたら無理だけどw


何が言いたかったかと言うと、


つくづく俺はクリエイターなんだなー、と、

思いました。



今はレコーディングもやるけど、ほんとは作ったり、アレンジするのが好き。

これからもそういう機会が増えるといいな、と思う。

と、同時に俺の今の技はほとんどあの頃磨かれていたんだなぁ、と思ったのでした(*´ω`*)

人生に無駄なことなどひとつもないな(`・ω・´)




the FUZZ LAST ONEMAN LIVE「音の凪の向こうに。-FOR ALL NEXT GENERATION-」
 
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