マダラヤンマ探索 | 採集記

採集記

トンボメインの採集記。
日々の採集した内容を紹介したいと思います。

今日は平日に有給が取れたのでマダラヤンマ探索に出掛けて来ました。

始発電車を乗り継ぎポイントには7:30に到着。

生憎の曇天が広がります…

付近で摂食個体を探しながらメインポイントに向かいますが、ギンヤンマすら飛んでいない有り様…

メインポイントに到着すると久々に見えるマダラヤンマのシルエット!

がしかし、縄張りを張る様子も見せず高速で飛び去ってしまった…

その後もマダラヤンマの姿は確認出来るも安定してホバリングをする事は無く、葦原から飛び立っては通過し先の葦原へ飛び込む様相を繰り返し採集困難な状況…

暫くして漸く目の前の視界が開けた場所に飛び込んだと思いきや、何と葦に静止している…

これでは活性が悪い訳だと思いつつも、絶好のチャンス到来!

池に入り慎重に近付くが飛ばれて先の葦に静止…

今度は気付かれない様にロッドを伸ばすが、個体数が少ないにも関わらずマダラヤンマが上空を通過し、ネットを振る前にスクランブルに…

この状況から作戦を変更し葦原の中を探す事にする。

しかしながら、この作戦でも中々見付からず…

グルグルとポイントを回っていると、良績の有るワンドで漸くホバリングするマダラヤンマを発見!

慎重に近付くが余り落ち着きが無い…

射程内に入った所でネットを振り上げると……

まさかの空振り………

更に探すが見付からず焦りだけが増える最悪な状況…

更に何周かし先程のワンドでホバリングする個体を発見!

今度は慎重に間合いに入り一呼吸置くと、まさかのスクランブル発生…

さっさとネットを振ればと後悔もしながら、こんな時は負の連鎖は続くと改めて思う…

気付けば10時に…

何時しか晴れ間も見え始めるが、時既に遅くマダラヤンマの活性が下がり始める時間帯で気温が上がり始め、更にマダラヤンマの活性が悪くなってしまった…

ふと鬱な気分になりながら、上空のうるさいヘリを眺める…

この頃から完全に晴れ始め、気分転換にミヤマサナエの観察に向う。

何故かポイントにはガチョウの姿が!

ガチョウの姿はとは裏腹にミヤマサナエの姿が見えず、代わりにギンヤンマを発見しネットを振り抜くと…

本日漸く初採集となりました。

更には漸くミヤマサナエを発見!

敏感に飛び去られるが、何度目かで漸く射程内に入り込めたのでネットを振り降ろすと…

ミヤマサナエを採集。

ここで一旦マダラポイントに戻るが活性は変わらず…

12時になり昼のミヤマサナエの産卵を探すが…

ミヤマサナエの産卵はおろか雄の姿も見当たらず……

漸く見付けた雄にネットを振り降ろすと…

何とか追加。

余りにもひまなので日陰で寝転びながら空の観察…

眠いがマダラヤンマを採れていないので、飛ばないと分かっていながらも周囲を観察しながら寝る事は出来ず…

14時になり、付近のノシメトンボも活性は悪い…

16時になり、そろそろマダラヤンマも動き始めるかと思い探索を開始するが、ギンヤンマも静止する最悪な状況…

暫くし目の前の池で探雌するギンヤンマを発見。

ネットを振り抜き此れを採集。

時刻も16:30に、黄昏タイムとなり周囲の探索を開始する。

しかしながら、雌の姿はおろかマダラヤンマの姿も見えず…

更には飛んでいるアカネやウスバキトンボの姿も見えず…

雌が飛ぶ優良ポイントを3周回り成果もなく、正に時刻もメンタルも黄昏時に…

17:30、そろそろ終了と諦めモードの中で追い打ちを掛けるように空からは雨が降り始める…

時間も時間になり流石に諦め帰路に…

ポイント入口で怪しいヤンマの雌確定のシルエットを眺めながら帰路に着きました。


採集したギンヤンマ、成熟度合いが違い面白い。


此方はミヤマサナエ。

たまたま採集した2個体が大きさの差が有る個体でした。