父は2ちゃんねらーのことを「パソコンさん」と呼ぶ。
かつて、父が数日間一人で過ごさなければならなくなったことがあった。
料理がまったく出来ない父の為に、2ちゃんで見付けた
極めて簡単な料理の作り方をいくつかノートにまとめ、渡しておいた。
しかし外食で済ませただろう、と思いきや
「これなら俺にも出来る!」と、やる気になったらしい。
無理だと諦めてた料理が上手く出来たのが余程嬉しかったのだろう
誇らしげに「これとこれを作った!」とノートを指差して見せる。
「お前はすごいなあ。よく考えたなあ。」
と勘違いした感心をされ、 非常に気まずくなり、違うんだ、あれはパソコンで…と説明した。
それが父の「パソコンさん」というネーミングに繋がる。
料理に興味を持った父は、休日の昼になると、
いそいそとパソコンさんに習った料理を披露する。
これが意外と美味しい。
パソコンさんのこともいたく気に入ったようで
「新しいの(レシピ)ないの?パソコンさんに聞いてみてよ」
と言われ、今日も今日とてパソコンも携帯も扱えない父に代わり
パソコンさんのレスを書き写している。
かつて、父が数日間一人で過ごさなければならなくなったことがあった。
料理がまったく出来ない父の為に、2ちゃんで見付けた
極めて簡単な料理の作り方をいくつかノートにまとめ、渡しておいた。
しかし外食で済ませただろう、と思いきや
「これなら俺にも出来る!」と、やる気になったらしい。
無理だと諦めてた料理が上手く出来たのが余程嬉しかったのだろう
誇らしげに「これとこれを作った!」とノートを指差して見せる。
「お前はすごいなあ。よく考えたなあ。」
と勘違いした感心をされ、 非常に気まずくなり、違うんだ、あれはパソコンで…と説明した。
それが父の「パソコンさん」というネーミングに繋がる。
料理に興味を持った父は、休日の昼になると、
いそいそとパソコンさんに習った料理を披露する。
これが意外と美味しい。
パソコンさんのこともいたく気に入ったようで
「新しいの(レシピ)ないの?パソコンさんに聞いてみてよ」
と言われ、今日も今日とてパソコンも携帯も扱えない父に代わり
パソコンさんのレスを書き写している。