おはようございます。こんにちは。こんばんは。
しゅんです。
リバイバル上映されている、
「もののけ姫」
観てきました。
1997年公開のスタジオジブリ作品。
自分が4歳の頃ですね。
おぼろげに、映画館で観た記憶があります。
それからテレビ放映やビデオレンタルなどで、
何度か見たことは多分あったのですが、
子どもの頭ではストーリーを100%理解できず、
ただただ、「怖い」、「不気味」、「アシタカかっこいい」
くらいの感想しか持っていなかったように思います。当時は。
そんな「もののけ姫」。
この度、新型コロナウイルスの影響で、
新作大作の上映が軒並み延期になり、
その穴を埋めるためにリバイバル上映されることになったのが、
ジブリ作品であり、この「もののけ姫」でした。
ジブリ作品は日本人には馴染み深いですし、
大人も子どもも楽しめて、一定の集客は見込めそうですから。
穴を埋めるために再上映されることになったジブリ作品ですけれども、
自分のように、子どもの頃に見た覚えはあるけどストーリーはよく覚えていない、はたまた難しくてよく理解できなかった、
というような人は多かったのではないでしょうか。
絶好のターゲットですよね。自分たち世代。
…ああ、映画館って密室だし大丈夫なの?って思って敬遠している方もいらっしゃるかもしれませんね。
映画館って、密室っぽく思えますけど換気性能はかなり良いらしいですよ。
観客も一定の方向を向いていますし喋らないですからね。
マスク付けた状態で観賞するのはちょっと息苦しさがありますが。笑
あとそうだ、今日映画館に行って思ったのですが、
今どこも映画館の席って一つ席を空けて座るようになっているんですけれども、
カップルとか夫婦が、並んで座るのはどうなんだろうなぁ、って少し思いました。
並んで座りたい気持ちは分からなくはないけれども、(ポップコーン共有したりしたいし。)
でも、その席は買った席じゃないよね。って。
上映前のアナウンスでも、席はひとつ空けましょうって流れるのに。ドラえもんの観賞マナーCMで。
まぁこれも自分が一人で観に来ているから言えることなんですけれども。
あと最近また上映中のスマホ操作が一部SNSで話題になっているようですね。
エンドロールもその作品の一部です。
もう、その手の人達、絶滅してくれないかなぁ。
“スマホ”と“ビニール袋カシャカシャ”だけは本当に苦痛。
あとエンドロールが最後まで終わっていないのに、まだ照明も付いていないのに、出入り口のドアを開けるスタッフも少し嫌い。
ロビーで流れている放送や音楽がエンドロール中の静かなシアター内に入ってくるんですよね…。もう少し考えて欲しい…。
ま、それはさておき、
映画館で「もののけ姫」を観た感想を少し書きます。
世界観に圧倒されました。
息をのむ自然の美しさ。その壮大さ。
それらを、オーケストラによる音の迫力がさらに説得力を持たせていく。
動物たち、神々、これらの存在感が途轍もなかった。
オーケストラの迫力は、家のテレビの音響設備ではなかなか出せないよな、と感じた。
この迫力、音圧は映画館じゃないと出せない。
リバイバル上映がなければ、自分は映画「もののけ姫」の魅力にずっと気付けないままだったかもしれない。
リバイバル上映、してくれて本当に感謝です。
ストーリーについては、事前に時代背景や各組織や用語などをよく調べてから観賞しました。
人と自然、人と動物、人と神。
確かにこの壮大なテーマを掲げているストーリーは、子どもには理解しがたいかなと思った。笑
アシタカが劇中何度も問いていた、
「人と自然が共に生きる道はないのか。」
という台詞。
物語は、最後に禿山に草木が芽吹き、アシタカはタタラ場へ、サンは森へ帰り終わるけれども、
この人と自然との共生というテーマは、
もののけ姫の時代1500年頃から、現代においても、
ずっとこの地球上で問題になっていますよね。
地球温暖化や、最近でも貨物船の油流出、大井川の水資源枯渇問題、そしてウイルス。
「生きろ。」
という、「もののけ姫」の強烈なキャッチコピー。
宮崎駿監督は、この映画を通じて、
人も、自然も、どちらも生きるものであり、
そのどちらも生きているんだ、
そしてどんなに苦しくても辛くても、命を粗末に扱ってはいけない、
生きることが何より大事なんだ。
そんなことを伝えたかったのかな、と思いました。
以上です。
リバイバル上映、本当に感謝。
「もののけ姫」ってもう23年も前の作品なんですね。
でも今見ても全然色褪せていないし、まったくストレスなく観賞できました…。
これは日本の興行収入塗り替えるわ…。笑
また映画や作品等観たら、感想書きたいと思っています。
では、また次回~♪